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水上マーケットが最高賞 多摩川テーマに桜美林大考案 大学生観光まちづくりコンテスト

9/15(金) 21:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 大学生が観光振興のアイデアを競い合う「大学生観光まちづくりコンテスト 多摩川ステージ」が12日、川崎市高津区で開かれ、最高賞の観光庁長官賞に桜美林大学(東京都町田市)のチームが選ばれた。週末の多摩川に水上マーケットを出現させるプラン。21~24日に東京ビッグサイトで開催されるツーリズムEXPOジャパンの会場で紹介される。

 地域の魅力を発掘し地元の人たちと協力しながらアイデアを創造するコンテストで、JTB総合研究所、三菱総合研究所、大学などでつくる運営協議会が主催。2011年から全国で開かれており、多摩川をテーマにしたのは初めて。

 高津市民館大ホール(同区溝口)で行われた発表会本選には、エントリーした33大学54チームのうち、協議会が事前審査で絞り込んだ10大学11チームが出場し、プレゼンテーションと質疑を行った。

 長官賞に輝いた桜美林大のチームは女子学生4人。「TAMAGAWA TWILIGHT TIME~川辺で過ごす新しいプレミアムweekend」と題して、地元産野菜や食べ物が並ぶ水上マーケットと野外映画会を開催、雑草を利用した緑のソファを置いたリラックスできる空間づくりを提案した。

 審査員は「優れたアイデアで、すぐにでも実施できる」と評価。同大ビジネスマネジメント学群3年の渡辺くるみさんは「4人でアイデアを出し合った。水上マーケットが評価されてうれしい」と喜びを語った。

 チームは、「川の魅力を最大限引き出した」として国土交通省京浜河川事務所や自治体が選ぶ特別賞「かわまちづくり賞」、観光企画会社の「アソビュー賞」も併せて受賞した。

 コンテストでは、河川敷の除草対策で雑草を刈り取る「草リンピック」開催、ヤギを放し除草とアニマルセラピーの両面で活用するなどの提案もあった。

 観光庁、国交省、多摩川沿いの川崎市や八王子市の職員ら10人が創造性や効果、実現可能性などを審査。他の特別賞には、東京国際大学(ミズベリング賞)、跡見学園女子大学(JTBクリエーティブ賞)、明治大学木寺ゼミ(パフォーマンス賞)が選ばれた。