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3週間前から下見か 襲撃車、周辺で目撃情報 神戸・組員射殺

9/16(土) 6:10配信

神戸新聞NEXT

 神戸市長田区の路上で暴力団「任侠(にんきょう)山口組」の男性組員が射殺された事件で、実行犯が使用して現場に放置された黒色の車が、事件の約3週間前から周辺で複数回、目撃されていたことが15日、捜査関係者らへの取材で分かった。現場近くには同組の織田絆誠(よしのり)代表(50)の自宅があり、兵庫県警長田署捜査本部は、指定暴力団神戸山口組が外出時の代表らの行動を監視し、襲撃時期を計っていた可能性もあるとみて調べる。

【動画】現場近くカメラに不審者 事件後走り去る

 捜査関係者によると、車はセダンで、偽造されたとみられる「なにわ」ナンバー。車体番号は削られ、指紋も確認できなかった。

 車は現場から南西数百メートルの住宅街にある会社の駐車スペースで度々、無断駐車をしており、同社が迷惑車両としてナンバーを控えていたという。また神戸新聞社の取材で、事件数日前、現場近くの幹線道路沿いに止まっているのを目撃したという住民もいた。

 事件のあった12日朝、神戸山口組の40代とみられる男がこの車を1人で運転し、路地を南進してきた織田代表らの車列にぶつけた後、降りてきた任侠山口組の楠本勇浩(ゆうひろ)組員(44)を射殺したとされる。その前後、共犯とみられる男も代表の車を挟み込む形で後方から車列に近づいたという。

 代表らは自宅から幹線道路に出る道が複数ありながら、ほぼ毎日この路地を使っていたとみられる。

最終更新:9/16(土) 10:25
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