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北極の海氷、6番目の小ささ 年最小面積を分析

9/16(土) 0:29配信

朝日新聞デジタル

 国立極地研究所は15日、北極海の海氷面積が9日に447・2万平方キロとなり、今年最小になったと発表した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の観測衛星「しずく」のデータを分析した。本格的な衛星観測が始まった1979年以降、年最小面積としては6番目の小ささ。

 観測史上の最小面積は2012年に記録。過去最小を更新しない期間が5年を超えるのは初めて。12年までのデータによる海氷の減少予測に対し、その後のデータも加えた解析では、減り方が鈍っているという。

 猪上淳・極地研准教授は「地球温暖化は止まっていないが、北極圏では長周期の自然変動の中で海氷が減りにくい時期に差し掛かっている可能性がある」と話している。(小坪遊)

朝日新聞社