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〔米株式〕NYダウ続伸、64ドル高=4日連続の最高値(15日)☆差替

9/16(土) 6:01配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】週末15日のニューヨーク株式相場は、リスク回避姿勢が後退する中、消費者景況感の底堅さを示す指標を好感し、6営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の終値は前日比64.86ドル高の2万2268.34ドルと、4日連続で史上最高値を更新。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同19.39ポイント高の6448.47で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比13億1009万株増の21億6639万株。
 大型ハリケーンの米経済への影響や北朝鮮情勢に対するリスク懸念後退による買いが継続し、この日のダウは買い先行で始まった。朝方発表された8月の小売売上高は前月比0.2%減とプラスの市場予想を下回り、鉱工業生産指数も前月比0.9%低下と、7カ月ぶりにマイナスに転じた。ただ、8月下旬に米テキサス州に上陸した大型ハリケーン「ハービー」が大きく影響したとみられ、市場の反応は鈍かった。市場関係者からは「下振れしたが、実態は見極めづらい」(準大手証券)との声が聞かれた。
 その後、ミシガン大学が発表した9月の米消費者信頼感景況指数(暫定値)は95.3と前月から低下したものの、市場予想を上回った。「ハリケーンがあっても消費者のマインドは鈍化していないことが確認された」(日系証券)ことから買い材料視され、ダウは中盤以降、徐々に上げ幅を拡大した。
 前日の引け以降、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したほか、英ロンドンの地下鉄車内では爆弾テロが発生した。しかし、地政学リスクへの警戒感は北朝鮮が核実験に踏み切った9月上旬に比べ後退しており、相場への影響は限定的だった。
 個別銘柄(暫定値)は、ボーイングが1.5%高、アップルが1%高、JPモルガン・チェースが0.7%高、エヌビディアが6.3%高、スリーエムが0.9%高。ユナイテッド・ステーツ・スチール(USスチール)は2%安、ファイザーは1%安、ビザが0.7%安。

最終更新:9/16(土) 7:05
時事通信