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英テロ警戒、最高度引き上げ=ISが犯行主張―地下鉄内爆発

9/16(土) 5:37配信

時事通信

 【ロンドン、カイロ時事】英ロンドンの地下鉄で15日朝のラッシュ時に起きた爆弾テロを受け、英政府は同日、テロ警戒レベルを5段階の最高度に当たる「危機的」に引き上げた。

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 「危機的」は新たなテロが差し迫っている恐れがあることを意味する。警察は車両内に爆弾を仕掛けた人物の行方を追うとともに、軍の支援も受け、全国で警戒態勢を敷く。保健当局によれば、負傷者は29人に増えた。

 過激派組織「イスラム国」(IS)が系列のアマク通信を通じ、犯行を主張する声明を出した。声明は「(ISの)兵士が爆発物を地下鉄内で起爆させ、十字軍約30人を負傷させた」としている。

 ロイター通信が伝えた目撃情報では、爆発は車両が駅に停車し、再び動きだした直後に起きた。警察幹部は15日夜、記者団に対し「容疑者を追跡中だ」と説明。「何者かが地下鉄内に自家製の爆破装置を仕掛けた」と述べた上で、複数犯の可能性も視野に捜査していることを明らかにした。

 警察幹部は爆弾を置いた人物が爆破当時、車両内にいたかどうかは言及を避けた。英紙ガーディアン(電子版)は爆発前に車両を降りた可能性があるとの捜査当局者の見方を伝えた。警察は監視カメラの映像などを基に、容疑者の特定を進めているもようだ。 

最終更新:9/16(土) 20:01
時事通信