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野茂も松坂も超えた!マー君が日米150勝、日本投手最速278戦目

9/16(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 ヤンキース13-5オリオールズ(14日=日本時間15日、ニューヨーク)米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(28)がオリオールズ戦に先発し、7回を8安打2失点で12勝目(11敗)を挙げ、日米通算150勝を達成した。278試合での150勝到達は、松坂大輔投手(37)=ソフトバンク=の285試合を上回り、日本投手最速。チームは13-5で大勝し、ア・リーグ東地区の2位で首位・レッドソックスを3差で追う。

 ニューヨーカーは、勝利の立役者が誰か、よく理解していた。ジャッジとサンチェスが2者連続本塁打。若き大砲も活躍したが、守りの支配者は田中だ。102球を投げ、七回でマウンドを降りた右腕は、3万7128人の大観衆から総立ちの喝采を受けた。

 「ひとつひとつ積み重ねてくることができて、すごくうれしい。携わってきてくださった方々のおかげでもあると思う。本当に感謝したい」

 2本塁打を浴びたが、ともにソロ。打線の大量援護も受け、7回を8安打2失点、8奪三振で主導権を渡さなかった。これで日米通算150勝。278試合目での到達は松坂より速く、日本投手として最速だ。同通算201勝の野茂英雄は、327試合目だった。

 2日のレッドソックス戦の勝利では、これも日本投手として最速でメジャー通算50勝。このときは「遅かった」と振り返った。今回の記録については「速いか、遅いか分からないです。日米通算だと最速、(プロ野球も含めたペースだと)3位…。1位がいいです。それは本当に冗談として、みんなに感謝したいです」と笑った。プロ野球に当てはめれば、スタルヒン、藤本英雄に続く3位の速さ。2リーグ制以降のプロ野球最速記録は、319試合で150勝した西口文也(西武)で、大きく上回った。

 さらにシーズン奪三振数は、前回登板でメジャー自己最多の165に並び、この登板で173に更新した。イニングあたりの三振数が増え「いい傾向、いい兆候なのは間違いない」とうなずく。

 同じ地区の首位・レッドソックスが勝ったため、3ゲーム差のままだが、シーズンは残り16試合。そのうち13試合をホームで戦える。直近の12試合で9勝と好調。逆転での地区優勝へ、可能性は大いにある。そして、ワイルドカード争いではトップだ。

 「1勝の重さ、難しさっていうよりは、野球の難しさはすごく感じました。(次の目標は)151勝目です」と田中。例年になく苦しんだ今季、残された先発機会は、あと2、3度。ヤンキースの世界一への道のりには、田中の勝利が不可欠だ。

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