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球団と選手で温度差 ベイ4位転落でラミ監督の評価微妙に

9/16(土) 12:06配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 セ・パ共にマジック1となる中、巨人とCS争いをするDeNAは13日、広島に大敗して4位に転落。浮上しようと誰よりも必死なのがラミレス監督(42)だ。今季が2年契約最終年。巨人の高橋監督と違って、球団からはいまだ続投の正式オファーがない。南場智子オーナーは「判断基準は順位だけではない」と若手育成力などに一定の評価はしているものの、「(続投要請は)順位が確定したタイミングで」と含みを持たせている。

 フロントやコーチ陣からの声には厳しいものが目立つ。高田繁GMが「ラミちゃんはこっちの言うことを聞かないんだよ」と冗談とも本気ともつかぬ口調でボヤけば、あるコーチも「意思の疎通ができていない? まあ、監督はああいう性格だから。言葉の問題もあるけど、(日本語が)分かるんだからさあ……」とポツリ。来日17年目のラミレス監督がわざわざ通訳をつけるのは、「何か行き違いがあっては困るから」という意図だそうだが、そういうことまで不信感につながり始めているようなのだ。

■選手とのコミュニケーションを大事に

 一方で、選手との関係は悪くない。指揮官は“選手ファースト”を徹底。チーム戦略や起用法についてメディアに口外せず、まず選手に納得するまで説明する。選手に影響しかねない過剰報道を規制するため、故障の内容を濁すこともあった。7月、筒香を4番から外した際、ラミレス監督はこう話していた。

「自分のアイデアではあるけど、(筒香が)それに納得しているかどうかはきちんと話した。彼の気持ちも大切にしたいからね。何より選手とのコミュニケーションを大事にしている」

 当たり前のことだが、中畑前監督はマスコミへのPRばかりが優先され、選手が記事で自身の起用法を知るということもあった。

 しかし、いくらラミレス監督が選手を守っても、球団にクビを切られたら元も子もない。選手が必死にAクラス入りを狙うのは、指揮官の退任阻止という側面もありそうだ。

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