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<北朝鮮ミサイル>トランプ氏「再び国際社会を侮辱」

9/16(土) 11:43配信

毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は15日、ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地で演説し、日本上空を通過するミサイルの発射を強行した北朝鮮について「再び、近隣諸国と国際社会を完全に侮辱した」と非難した。「米国と同盟国は威圧に屈することはない」と述べ、北朝鮮による核・ミサイルの脅威からの防衛にあらためて決意を示した。

 トランプ氏は空軍兵士らに向けた演説で「今日、諸君の能力と決意を目の当たりにし、脅威に対する選択肢は効果的かつ圧倒的なものになると確信している」と強調した。

 一方、ヘイリー米国連大使は同日、ホワイトハウスで記者会見し、国連安全保障理事会のこれまでの制裁決議によって北朝鮮の経済活動が著しく制限されたことを強調したうえで「これ以上、安保理ができることは限られてくる。対応をマティス国防長官に任せることにためらいはない」と述べた。

 同席したマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は「制裁措置は効果を上げ始めたばかりで、徹底的な履行によって可能な限り経済・外交面での進展を追求することが非常に重要だ」と述べ、現段階では軍事的選択肢より制裁による圧力を優先する考えを強調した。ただ、「我々には残された時間は少なく問題を先送りする余裕はない」とも指摘し、「軍事的選択肢はある」とも述べた。

 トランプ米政権としては、来週から本格化する国連総会での各国との協議も控え、北朝鮮に強く警告するとともに、制裁に消極的な中国やロシアに決議措置の完全履行を促す狙いがある。

 サンダース大統領報道官は、トランプ氏が国連総会の場で各国首脳に対し「北朝鮮に極限の圧力をかける重要性を訴える」と述べた。

最終更新:9/16(土) 17:42
毎日新聞