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【体操世界選手権】日本女子「美しさ重視」の採点方法に危機感

9/16(土) 16:45配信

東スポWeb

 体操の世界選手権(10月、カナダ・モントリオール)に向け、女子日本代表が新たな“逆風”に対策を迫られている。

 15日、都内で合宿が公開され、エースの村上茉愛(21=日体大)や寺本明日香(21=中京大)らが順調な調整ぶりを披露した。右ヒジ捻挫から回復した杉原愛子(17=朝日生命)は試技会の平均台でE難技の独自技「足持ち2回ターン」を成功。世界選手権で決めれば「スギハラ」と命名される予定で「世界選手権でもちゃんとできるように練習して、いい演技をしたい」と意気込んだ。

 今大会は五輪翌年ということで団体戦はなく、個人総合と種目別で争われる。リオ五輪が終わり、3年後の東京五輪に向けての試金石だが、塚原千恵子女子強化本部長(70)が結果以上に注目するのは意外なポイントだった。「一番大切なのは採点の傾向。これが東京につながる。かなり美しさ重視でくると思っている」と語気を強めた。

 というのも、日本への影響は否定できないからだ。日本体操協会関係者は「多少、不利になる可能性がある。美しさの部分ではロシアや米国がきっちりやっている。私たちもちゃんとやっていかないと点数が出ない」と警戒した。近年の女子は芸術性より、技術の高さで勝負してきた傾向があった。その部分で身体的な不利も補ってきたが、これまで通りにはいかなくなる。

 本番まで残り3週間。選手は表現力にも磨きをかけて、決戦に備える。

最終更新:9/16(土) 16:45
東スポWeb