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Negicco Kaede、ピアノ弾き語りにも挑戦した26歳生誕祭で両親とファンに感謝

9/16(土) 19:51配信

音楽ナタリー

NegiccoのKaedeが26歳の誕生日を迎えた昨日9月15日、東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEでバースデーソロライブ「Kaede生誕祭~pack my memories~」を開催した。

【写真】Kaede「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」ジャケット(他34枚)

Kaedeは2014年より毎年誕生日に合わせてソロライブを行ってきた。翌2015年からはスカートがバックバンドを担当。今年もスカートが澤部渡(Vo, G)、佐久間裕太(Dr)、清水瑶志郎(B / マンタ・レイ・バレエ)、佐藤優介(Key / カメラ=万年筆)、シマダボーイ(Perc)のフルメンバーでライブをサポートした。また今年は生誕グッズとして、澤部が書き下ろしたオリジナルソング「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」のアナログ7inchシングルが制作され、Kaedeはライブ終演後、来場者1人ひとりにレコードを手渡した。

ライブ冒頭、Kaedeは1人でステージに上がると、シングルのカップリングに収録された鈴木亜美 joins キリンジのカバー「それもきっとしあわせ」をピアノ弾き語りで披露。Kaedeは緊張の面持ちながら最後まで歌いきり、観客の盛大な拍手を受けてようやく安堵の表情を浮かべた。弾き語りを1曲目に配したのは「途中とか最後が弾き語りだと、それ以外の曲がボロボロになるんじゃない?」というスタッフの助言を受けたものだという。「安心しました。これ以降はプロのミュージシャンの方が弾いてくださいます」と、Kaedeはまず澤部1人を呼び込み、ギターのみの演奏でハンバート ハンバートの「長いこと待っていたんだ」をデュエットした。

バンドメンバーがそろったあとは、安藤裕子によるカバーバージョンを下敷きにした小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」、中学生の頃から熱心に聴いていたというスキマスイッチのナンバーから「ズラチナルーカ」、2016年開催のNegicco自主企画「NEGi FES 2016」で共演した土岐麻子に「ネギちゃんに歌ってもらいたい」と言われた土岐の楽曲「きみだった」のカバーが披露された。中盤に置いた“休憩時間”はゆるやかなフリートークで進行し、KaedeはNegicco関連のライブに来たのが今回初めてだという観客数名に「どんなきっかけでここにたどり着いたんですか?」と質問。ある男性は毎年チケットに外れ続けて今年ようやく当選したものの仕事で断念せざるを得なかった先輩の代理、ある女性は新潟出身の男性との結婚でNegiccoの存在を知り、現在は海外在住ながら「かえぽ(Kaedeの愛称)に会いたくて」このライブのために来日したという。これを聞いたKaedeは「熱が出ちゃうよ」と頭を押さえながらはにかんだ。

後半は、シマダボーイが9月6日に発表した初のソロアルバム「Rainbow and Serpent」から、Kaedeのボーカルをフィーチャーした楽曲「GLAMOROUS LIFE」でライブ再開。さらに女性スタッフが勧めてくれたという原田知世の「ロマンス」、高野寛と原田郁子(クラムボン)によるデュエットバージョンを下敷きにした細野晴臣「終りの季節」、澤部が複数のキリンジ楽曲から悩み抜いて選んだ「休日ダイヤ」と絶妙なセレクトのカバーが続く。そしてラストは初のオリジナルソロナンバー「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」がレコーディングメンバーと同じ布陣で再現された。アンコールでは「私のつたないピアノだけではあれなので……素敵なスカートさんの演奏で」と、オープニングで披露された「それもきっとしあわせ」をバンド演奏でもう1度歌うことに。温かいバラードが場内を優しく包み込み、およそ90分におよんだライブはおだやかに幕を下ろした。

Kaedeは「26歳になりました。実は今日両親も来ていて。26年間実家にいさせてくれて、温かいお風呂とごはんを用意してくれて、洗濯物を畳んでくれて……本当にありがとうございます」と両親に直接感謝を伝え、「ありがたいですよ。私の誕生日に私の歌を聴きに、こうやってたくさんの人が集まってくれて。私はすごく幸せな時間を過ごさせていただきました。皆さんの心に何か届くものがあればいいなと思いますし、1曲でもいいなと思ってもらえていたらうれしいです。まだまだ歌いたいし、まだまだNegiccoを続けたいと思いますので、これからも引き続きよろしくお願いします」と会場のファンにも感謝の思いと抱負を述べた。

Kaedeの1stソロシングル「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」は一部店舗を除くタワーレコード限定で明日9月17日より販売され、9月20日にはiTunes Store、OTOTOY、Apple Music、Spotifyなどでインスト音源を含む4トラックのダウンロード販売およびストリーミングがスタートする。また10月7、8日には新潟・北方文化博物館でNegicco主催イベント「NEGi FES 2017 in 新潟・北方文化博物館」が、今回演奏を務めたスカートのほか、ORIGINAL LOVE、中島愛、THE MICETEETH、Homecomings、CHAIといった多彩なゲストを迎えて行われる。

Kaede生誕祭~pack my memories~
2017年9月15日 渋谷duo MUSIC EXCHANGE セットリスト


01. それもきっとしあわせ(オリジナル:鈴木亜美 joins キリンジ)
02. 長いこと待っていたんだ(オリジナル:ハンバート ハンバート)
03. ぼくらが旅に出る理由(オリジナル:小沢健二)
04. ズラチナルーカ(オリジナル:スキマスイッチ)
05. きみだった(オリジナル:土岐麻子)
06. GLAMOROUS LIFE
07. ロマンス(オリジナル:原田知世)
08. 終りの季節(オリジナル:細野晴臣)
09. 休日ダイヤ(オリジナル:キリンジ)
10. あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)
<アンコール>
11. それもきっとしあわせ

NEGi FES 2017 in 新潟・北方文化博物館
本祭
2017年10月7日(土)新潟県 北方文化博物館 西門広場 野外第ステージ
<出演者>
Negicco / ORIGINAL LOVE / 中島愛 / スカート

後昼祭
2017年10月8日(日)新潟県 北方文化博物館 西門広場 野外第ステージ
<出演者>
Negicco / THE MICETEETH / Homecomings / CHAI

最終更新:9/16(土) 19:51
音楽ナタリー