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北ミサイル 拉致訪米団、安保理各国と会談 正恩氏の資金源遮断訴え

9/16(土) 7:55配信

産経新聞

 【ニューヨーク=中村昌史】訪米中の拉致被害者家族や超党派拉致議連の訪米団は14日、国連安全保障理事会を構成する各国代表部の担当者らと会談し、核・ミサイル開発を加速する北朝鮮に圧力をかけ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の統治のための資金源を遮断する制裁の重要性などを訴えた。

 同夜には北朝鮮の弾道ミサイル発射の情報も飛び込み、緊張が走った。横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=の弟、拓也さん(49)は「国際社会への挑戦だ。自ら孤立化し、破滅に向かっている」と厳しく批判した。

 13日、ワシントンからニューヨークへ移動した訪米団は米国連代表部の幹部と面談、北朝鮮が拉致をはじめ国内外で深刻な人権侵害を犯しているとの認識を共有した。またセネガル、カザフスタン、エチオピアの代表部も訪れ、制裁の一層の強化などを提言した。

 訪問先で全拉致被害者の一刻も早い救出を訴えた拓也さんは、新たに厳しい制裁が科された直後の暴挙に「危機はさらに高まる恐れがある。国際社会は結束して圧力を示し、北朝鮮に『まだ戻るチャンスはある』と理解させる必要がある」と話した。訪米団は16日午後、日本に帰国する。

最終更新:9/16(土) 8:17
産経新聞