ここから本文です

黒木瞳、青春の思い出の歌もとに映画制作したが「勘違いをした」

9/16(土) 13:34配信

スポーツ報知

 女優・黒木瞳(56)が16日、大阪・北区のグランフロント大阪「ナレッジシアター」でメガホンをとった「わかれうた」の上映後にトークイベントに出席した。

 昨年公開された「嫌な女」で初監督を務めたが、今作では短編に初挑戦した。今年4月に撮影し、女優の仕事をこなしながら編集作業にも携わったという。「オファーが来るなんて思ってもみなかったんですが、オファーが来たらやるしかない」と多忙な日々を振り返った。

 今作は、石野真子(56)演じる主人公が、高校時代に好意を寄せていた男性との別れと再会を、現在と過去を織り交ぜながら叙情的に描いている。少年が修学旅行になぜかギターを持参したというエピソードがポイントとなっているが、これは黒木の実体験から着想したという。「修学旅行にギターを持ってきた男の子がいたんですよ。その時に中島みゆきさんの『わかれうた』を歌ったんです。同じクラスだったんですけど、なんでギターを持ってきたんだろうと思って、帰りの夜行列車で彼を探して、デッキで一晩中語ったんです。その時はその子のことを好きなんじゃないかと思ったりして。でも、学校に戻ったら全然話さないんですよね」と、青春時代の思い出を明かした。

 これをもとに映画化の話が進んだが、この話には続きがある。「撮影を始めて、あれっ? と思い出したんです。『わかれうた』じゃなくて、河島英五さんの『酒と泪と男と女』だったって。記憶がもうダメですね。でもいい勘違いをしたなと。『酒と泪と男と女』だったら、ちょっとテイストの違う映画になっていた」と笑った。

 また、劇中に出てくる歌のカセットテープは黒木の私物だそうで、「物持ちがいいんですよ。山口百恵さんとか、70年代後半のもの。ラジオとかテレビからダビングしているので、時々、母親の『早くお風呂入らんねー』とか声が入っていたりして」と懐かしそうに振り返っていた。

最終更新:9/16(土) 13:34
スポーツ報知