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コイ党バンザ~イなしよ…3歳“カープ女児”もため息

9/17(日) 7:04配信

スポーツ報知

 プロ野球は16日、ともに優勝マジック(M)1としていた広島とソフトバンクがそれぞれ試合を行い、59年ぶりのセ・パ同時優勝が実現するか注目を浴びた。ソフトバンクは優勝を決めたが、広島はヤクルトに逆転負け。東京のカープファンが集うお好み焼き・鉄板焼きの店「ちんちくりん神田駅南口店」では約30人のファンがガックリ。それでも「同時優勝なら報道がホークスに持っていかれるんでよかった」とけがの功名を主張する酔客も登場するなど立ち直りは驚くほど早かった。

 1点を追う9回2死一、三塁。エルドレッドのハーフスイングがストライクと判定され三振に倒れた瞬間、「ちんちくりん」に集まったカープファンは「はぁ~」のため息とともに失望の空気に包まれた。都内に住む46歳・会社員男性は「敵は台風だけだと思っていたから、試合が開始された時点で優勝するもんだと信じていた」とがっくり顔。3歳のカープ女児、妻と3人で訪れた50歳の会社員は「こればっかりは仕方ない。CS対策とか練りたいから一刻も早く決めてほしかったんですけどね~」と残念がった。

 この日は優勝を決められなかったが、もはや常勝軍団化しているカープの余裕からか多くのファンはすぐさま前を向いた。ギャグで「報知! 敵がウチらを笑いに来たか!」と怒りに震えてみせた46歳・会社員男性は「いやあ、負けたのは逆によかった、よかったですよ」とまさかの発言。「だってソフト(バンク)は優勝したんだから、同時Vだったら広島なんてどこも取り上げてくれない。報知さんもそうなんじゃないですか」と理由を説明し「コレ、負け惜しみじゃないからね」と付け加えた。

 そのほか「優勝が決まるかも知れない、という時間をもっと味わいたい」(20代・女性会社員)、「CS、日本シリーズに向けてけが人が一番怖い。けがなしで試合を過ごせるのが一番」(30歳・女性会社員)との声も上がった。

 優勝は足踏みとなったが、広島関連グッズは順調に売り上げを伸ばしている。銀座の広島ブランドショップ「TAU」の関係者によると、なかでも一番の伸び率となっているのはお酒関連。カープラベルや宮島の鳥居が描かれた日本酒などがバカ売れだという。日本酒は、広島のマジック点灯以来3割増し。「王者」「寿」などのおめでた銘柄は売り切れてしまったという。

 付随してカープ印のコップやおつまみも売れまくり。同店の関係者は「美酒に酔いたい人が多いってことですかね」と話していた。

最終更新:9/17(日) 7:04
スポーツ報知