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【六大学】東大・宮台、慶大戦2失点完投!チーム16連敗で止め「うれしい」

9/17(日) 7:05配信

スポーツ報知

◆東京六大学野球 第2週第1日 東大5―2慶大(16日・神宮)

 ドラフト候補左腕の東大・宮台康平投手(4年)が、慶大戦で158球の熱投で8安打2失点完投勝利。慶大は2008年秋以来、9年ぶりに東大戦で黒星を喫した。明大は、ドラフト上位候補左腕の斉藤大将(ひろまさ、4年)が、8回途中11安打4失点(自責3)の粘投で、リーグ戦通算10勝目をマークした。

 ピンチを切り抜けるたびにグラブを叩き、感情をあらわにした。宮台は「1勝」に飢えていた。「自分の勝ちよりも、チームが勝てたことがうれしい。毎回のようにランナーを背負って苦しかったけど、粘り強く投げられた」。昨秋以来の5勝目で、チームの連敗も16で止めた。

 元近鉄で社会人のJX―ENEOSでも指揮した慶大・大久保秀昭監督(48)は、試合前から危機感を抱いていた。「ブルペンを見て『ヤバイな』と。まとまっていたから、苦戦するだろうなと思っていたら、その通りになってしまった」。最速146キロは出たが、奪三振はわずかに1。4四死球でも暴投で自滅することなく、適度な荒れ球で要所を締めた。

 視察した巨人・岡崎スカウト部長は「フォームのバランスも良かったし、真っすぐもチェンジアップも良かった。(2勝した)去年の春に近付いてきているんじゃないか」。DeNA・吉田編成部長も「今まではちょっと角がある感じだったけど、まろやかになった感じだね。コントロールも安定してまとまっていた」と評価した。

 02年秋の立大戦以来、15年ぶりの勝ち点が視界に入った。17日の2回戦が順延されたため、18日に中1日での登板も視野に入れる。「もう1つ勝つのが大変ということは分かっている。ここからが勝負」。エース左腕は、フル回転する覚悟だ。(青柳 明)

 ◆宮台 康平(みやだい・こうへい)1995年7月1日、神奈川・横浜市生まれ。22歳。戸塚小3年から野球を始め、戸塚中では軟式野球部に所属。湘南高では県大会8強が最高。東大文科一類に現役合格し、現在は法学部在籍。1年秋にリーグ戦初登板。昨春は東大投手8年ぶりのシーズン2勝。大学日本代表にも選出され、昨年7月の日米大学選手権に出場を果たした。178センチ、84キロ。左投左打。

最終更新:9/17(日) 7:05
スポーツ報知

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