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台風18号、列島接近で3連休のイベントどうなる?

9/16(土) 15:08配信

産経新聞

 16日から3連休に突入した日本列島に、ゆっくりと接近する大型の台風18号。近畿各地でもこの3日間、イベントが予定されているが、すでに中止を決めたところも出始めている。ただ、連休中で大勢の集客が見込まれ、中止となっていないイベントの関係者らは「安全が最優先だが、楽しんでもらいたいし…」とやきもきしている。

 ■「悔やまれる天気」

 「せっかくの3連休を楽しみにされている方も多いだけに、悔やまれる天気です」

 大阪市東住吉区の長居公園で、18日まで開催予定のグルメイベント「肉フェスOSAKA」の広報担当者は、残念そうに話した。

 全国各地から集結した肉料理店など26ブースのテントが並ぶ野外会場では、連休初日の16日、朝から開場に向けた準備が進められた。イベント実行委員会によると、台風の進路など最新情報を確認し、風雨の状況を踏まえたうえで、16日午後にも、以降のイベントを取りやめるかどうか判断するという。

 ■雨の中、長い列

 滋賀県草津市で16日から2日間の日程で行われる関西最大級の音楽イベント「イナズマロックフェス2017」の会場には、正午の開場を前に朝から多くのファンが訪れ、雨のなか、列をつくった。昨年は雷雨のため2日目の公演が途中で中止となっており、福井県永平寺町の会社員、渡辺繁史さん(34)は「昨年の雪辱を果たしにくるつもりで来た。天候なので仕方ないが、中止にならないことを祈っている」などと話していた。

 主催者によると、16日は予定通り開催の予定。17日についてはホームページで告知する方針という。

 ■すでに中止決定も

 一方で、すでに中止を決めたイベントも少なくない。

 京都市左京区の岡崎公園を会場に、16、17日にかけて多彩なイベントが予定されていた「京都岡崎ハレ舞台×東アジア文化都市2017京都-東アジアの祝祭-」は、ステージなどで日中韓の音楽・舞踊公演などを行う「京都岡崎レッドカーペット」と、各国料理を扱う約30店舗が出店する「日・中・韓グルメ回廊」の17日の中止が決まった。

 事務局によると、天候に恵まれた一昨年は15万人を動員したといい、「苦渋の決断だが、安全面を考慮した」としている。

 神戸開港150年を記念して神戸市中央区のメリケンパークなどで17、18日に開催を予定していた「開港150年 こうべ食の博覧会」も両日とも中止に。開港当時に外国から伝わった料理を再現する店舗などが軒を並べる予定だったが、主催者側が安全を優先したという。

 奈良県広陵町の竹取公園で16、17日に開催予定だった「第23回広陵かぐや姫まつり」も中止。まつりのイベントの一つで、県内で開かれている「国文祭・障文祭」関連行事の和太鼓演奏会「広陵町太鼓の響演」も中止になった。

 和歌山県では田辺市の熊野本宮大社で16日に予定されていた歌手、クミコさんによる「世界遺産『高野・熊野夢舞台』コンサート」が中止に。また、17日に予定されていた紀の川市と岩出市の飲食店や駅を巡るサイクリングイベントが24日への延期が決まった。

 また、阪神甲子園球場で16日に予定されていたプロ野球阪神-中日戦は中止が決まった。

 一方、交通への影響も出ている。関西と九州を結ぶ「フェリーさんふらわあ」は、大阪南港発鹿児島・志布志港行きなど16、17両日の全便欠航を決めた。また、宮崎-神戸間の「宮崎カーフェリー」も17日の往復便を欠航するとした。

最終更新:9/16(土) 18:18
産経新聞