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卓球・アジア杯 公式戦2カ月ぶりの平野、予選リーグ通過できず涙

9/16(土) 14:30配信

テレビ東京スポーツ

 インド・アーメダーバードで開幕した「第30回アジアカップ卓球大会」は初日の15日、4人総当たり戦の第1ステージ(予選リーグ)を行い、第1~3グループのそれぞれ上位2人が第2ステージ(決勝トーナメント)の準々決勝へ進出。

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 7月のワールドツアー・オーストラリアオープン以来、約2カ月ぶりの公式戦に臨んだ平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)は試合勘を取り戻すのにやや苦労したのだろうか。第1ステージ(予選リーグ)初戦はシンガポールのベテラン、ユー・モンユをゲームカウント3-1で下したものの、予選リーグ最大の難敵、世界ランク3位の朱雨玲(中国)にストレート負け。バックハンドにミスが目立ち、防戦一方となった。

 さらに続く杜凱キン(香港)ではウォーミングアップ前、台が歪んでいると平野が審判に申し出て試合開始が15分近く遅れる場面があったが、当初の第4テーブルから第3テーブルへ移動して試合は無事に開始。だが平野は第1、3ゲームを奪ったものの、やはりバックハンドにミスが連発しリズムをつかめず、フルゲームの末に敗れた。

 このアジアカップには、来月カナダで開かれる女子ワールドカップ(10月27~29日)の予選の意味もある。ワールドカップといえば昨年、平野が史上最年少優勝を果たし、その後の快進撃の幕開けを告げた大会。自身も出場はもちろん連覇がかかっていただけに、アジアカップの予選リーグを通過できなかった悔しさは並大抵ではないだろう。試合後はベンチコーチに入った女子日本代表の馬場美香監督と張成コーチの前で涙をこぼした。

 しかし、チャンスはまだプレーオフに残されている。実際、昨年の同大会ではプレーオフから勝ち上がった帖雅娜(香港)が決勝トーナメント4位に入りワールドカップに出場した例もある。平野には気持ちを切り替え、持ち前の底力を見せてほしい。

(文=高樹ミナ)

テレビ東京