ここから本文です

富士山5合目で後期クリーン作戦

9/16(土) 10:13配信

山梨日日新聞

夏山のごみ110キロ回収

 公益財団法人富士山をきれいにする会(野口英一理事長)は15日、富士山5合目周辺で「富士山環境美化後期クリーン作戦」を行った。各種団体や企業、地元市町村から約400人が参加し、約110キロのごみを回収した。今夏の登山シーズンは10日に終わったが、「登山道脇にごみが目立った」と指摘する声があった。参加者は、世界文化遺産・富士山を後世に引き継いでいくために、活動の継続を誓った。

 富士吉田・富士北麓公園で出発式を行い、野口理事長が「富士山はきれいになったと言われているが、ごみがなくなったわけではない。来年以降も協力してほしい」とあいさつした。地元市町村を代表して、富士河口湖町の渡辺喜久男町長が「多くの人の参加に感謝する。足元に注意しながら清掃活動をしてほしい」と激励した。
 参加者は5合目に移動後、駐車場やロータリー、6合目までの登山道を歩き、ペットボトルやたばこの吸い殻、捨てられた金剛づえなどを拾った。観光客への啓発活動としてごみの持ち帰りを呼び掛けるメッセージが書かれたポケットティッシュを配った。
 回収したごみは可燃物が約80キロ、不燃物が約30キロだった。甲府市中央2丁目の団体職員阿部道哉さん(30)は「登山道から一歩外れると多くのごみがあった。さらにきれいな富士山にするため、来年も参加したい」と話した。
 一方、出発式では、自動車大手のSUBARU(スバル)が、富士山をきれいにする会に活動資金100万円を贈呈した。〈清水一士〉

最終更新:9/16(土) 14:11
山梨日日新聞