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パルマハムGI登録 山口・ゴボウ、徳島・ユズも

9/16(土) 7:01配信

日本農業新聞

 農水省は15日、地域で長年育まれた農産品の名称を守る地理的表示(GI)保護制度について、イタリアの「プロシュット・ディ・パルマ(パルマハム)」、山口県の「美東ごぼう」、徳島県の「木頭ゆず」の3品目を登録した。海外産品として登録されたのは初めて。登録数は42品目となった。

 「パルマハム」は、欧州連合(EU)でもGI登録されている。イタリア・パルマ地方が産地で、同国のチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」を作る際に出る乳清を食べた豚から作った、柔らかく風味豊かな生ハム。登録により、日本では真正の産品以外には、パルマハムの名称や「パルマハム風」などの類似表現は禁止される。

 7月に大枠合意した日欧経済連携協定(EPA)で、日本はフランスのチーズ「ロックフォール」などEUの71品目を保護することで合意した。日本の登録手続きに沿って、専門家による審査後、保護するかどうか最終決定する。日本市場を重視するパルマハムの生産者団体はこれに先駆けて直接、日本政府に登録申請した。

 「木頭ゆず」は徳島県で初の登録。那賀町で生産され、地域の在来品種を選抜したもので、果皮が厚く果汁が多くて香りが良い。「美東ごぼう」は、丁寧に泥を落とす伝統的な作業で香りが損なわれないのが特徴だ。

 GIについて、農水省は2020年までに、高品質な農産品を全国で掘り起こそうと、各都道府県で最低1品目の登録を目指している。

日本農業新聞

最終更新:9/16(土) 7:01
日本農業新聞

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