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これからが“振”骨“聴”

9/16(土) 12:02配信

日本農業新聞

 岡山県鏡野町の稲作農家、竹下桂輔さん(48)が手掛ける、有害鳥獣として駆除された鹿やイノシシの頭蓋骨で作った「スマートフォン(スマホ)用スピーカー」が注目を集めている。

 地元猟師から譲り受け、土に埋めて白骨化させた頭蓋骨の内側を彫り、音が響くように加工。上側に開けた穴にスマホを差し込むと、独特な丸みを帯びた音が聞こえる。

 骨の質感を生かすため、仕上げに透明なラッカーを塗り、桜やクルミの木で台などを作った。

 東京でドラマーとして活動した経験がある竹下さんは2008年にUターン就農した後、鳥獣被害の大変さを実感。「駆除に貢献したい」と考え、昨年製作と販売を始めた。

 インターネットで写真を公開したところ、海外からも反応があるという。

 価格は1万5000円から。竹下さんは「地元の目玉商品にしたい」と期待を込める。(木村泰之)

日本農業新聞

最終更新:9/16(土) 12:02
日本農業新聞