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元F1王者ロズベルグ、ロバート・クビサのマネージメントチームに加入し、F1復帰を手助け

9/16(土) 9:00配信

motorsport.com 日本版

 元F1ドライバーで、昨シーズンのチャンピオンであるニコ・ロズベルグが、ロバート・クビサのマネージメントチームに加入した。クビサのF1復帰を手助けすることが狙いだという。

【写真】笑顔で語り合うロズベルグとクビサ(2010年中国GP)

 2011年にラリーで大怪我を負って以来、クビサのF1キャリアはそこで途絶えたままだ。しかし彼は、今年に入ってルノーで2度のテストを行っており、来年F1へ復帰しようと試みている。

 ルノーは、来シーズンのドライバー候補にクビサも含まれていることを認めていたが、6月に2012年型のマシンを用いて行ったテストや、ハンガリーGP後に行ったインシーズンテストでも結論は出なかった。そして結局は、トロロッソからカルロス・サインツJr.を引き抜くことを決めた。

 だがクビサのマネージャーを務めるアレッサンドロ・アルニ・ブラーヴィはmotorsport.comに対し、クビサは”何の制限もなくF1マシンをドライブできること”に疑いを持っておらず、また他のチームでF1をドライブすることにも関心を持っているとモンツァで語っていた。

 昨年タイトルを獲得した直後にF1から引退したロズベルグは、クビサのマネージメントチームへ加入し、彼のF1復帰という挑戦を後押ししようとしている。

 クビサはmotorsport.comに対し、次のように話した。

「ニコと一緒に仕事をするのは素晴らしいことだ。僕たちは子供の頃からお互いのことを知っている。僕がF1へ復帰するのに、彼は力強い味方になる」

 ロズベルグは、今年の初めに”相談役かマネージメントの立場”でレースと関わりを持ち続けたいと示唆しており、クビサの支持に回ったようだ。そのクビサは10代の頃、国際的なカートレースでロズベルグのライバルであったことで知られている。

 またロズベルグは、「ロバートとルイス(ハミルトン)は僕がレースで戦ってきた中で最も速いドライバーだ。だから彼のF1復帰に向けた”旅”において協力することができてワクワクしている」と話した。

 先日、メルセデスはバルテリ・ボッタスとの契約を延長した。またマクラーレンはルノーとのパワーユニット供給契約を締結し、フェルナンド・アロンソもマクラーレンに残留すると考えられている。そのため、2018年のクビサに残された可能性は少なくなってきている。

 フォースインディアはまだセルジオ・ペレスとの契約を締結していないが、エステバン・オコンのチームメイトとしてペレスの残留が決まるのも”まもなく”だと話していた。

 残りのシートといえば、ウイリアムズ(ランス・ストロールのチームメイトが未定)、トロロッソ、そしてザウバーだ。

 ちなみにトロロッソは、伝統的にレッドブルの若手ドライバーを起用するチームである。レッドブルは、サインツJr.の抜けたトロロッソには、スーパーフォーミュラに参戦中のピエール・ガスリーを乗せようと考えている。またトロロッソにはダニール・クビアトがいるので、クビサのシート確保は難しいと考えられている。

 ザウバーはフェラーリとパワーユニット契約を締結していることもあり、今季のF2で圧倒的な強さを誇っているシャルル・ルクレールを来シーズン起用するのではないかと推測されている。そのためルクレールや、チームに多額のスポンサーを持ち込んでいるマーカス・エリクソンを切ることはないものと考えられている。

Ben Anderson