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民進党・笠、後藤氏が離党届提出 「自民の対抗勢力つくる」

9/16(土) 8:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 民進党の笠浩史(52)=9区、後藤祐一(48)=16区=両衆院議員が15日、党本部で大島敦幹事長に離党届を提出した。前原誠司代表が1日に就任した後、党への不満を理由に離党するのは鈴木義弘衆院議員(比例北関東)と合わせて計3人となった。
 
 後藤氏は離党届を提出後、記者団に「自民党に代わって政権を担う受け皿になり得ないと判断した」と離党理由を説明。笠氏は「(民進党では)『もう一度政権交代を』という(国民の)期待は生まれてこない。自民党に対抗できる勢力をつくる」と述べた。

 2人は、8月に離党した細野豪志元環境相が設立した党内派閥「自誓会」のメンバー。年内の国政新党結成に向けて小池百合子東京都知事の側近、若狭勝衆院議員(無所属)らと協議を続けている細野氏と連携し、新たな政治勢力を結集させる意向を示した。

 新党に必要な5人の国会議員は確保できる見通しとなり、細野氏らは近く党名や党綱領を協議する準備会を発足させる方向だ。

 党本部は笠氏らの離党届を受理せず、取り扱いは今後協議する方針。大島氏は「非常に残念だが、国民の代表として選ばれた国会議員としての判断を重く受け止めたい」と説明。県内の衆院9区、16区での対応について「政権を目指していく公党として、各選挙区に候補者を擁立したい」と述べた。

 党執行部は笠、後藤両氏に続く離党者が出る可能性もあるとみて、党内の「予備軍」の動向を引き続き注視する。ただ、離党を検討していたとされる岸本周平(和歌山1区)、福島伸享(比例北関東)両衆院議員は、笠氏らに追随する形では離党しない方向となった。

 前原代表は15日、記者団に「明日から新しいスタートを切る。起死回生の策があるわけではない。地道な努力を重ねる」と強調した。

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