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現存国内最古のアニメ作品へ 小田原映画祭

9/16(土) 12:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 第11回小田原映画祭が18日、開幕する。今回は日本のアニメ誕生から100年を記念し、国産アニメ映画が誕生した1917年に公開され、フィルムが現存する国内最古の作品を上映するほか、「アニメの先駆者」でもある小田原ゆかりの映画人・大藤信郎(1900~61年)に迫る。

 国内最古の作品とされる「なまくら刀」(モノクロ、4分)は、23日に小田原コロナシネマワールド(小田原市前川)で開かれる企画で上映される。日本アニメの創始者の一人に挙げられる幸内純一(1886~1970年)が監督を務めた。

 幸内に弟子入りした大藤は、江戸千代紙を用いた独自の切り絵アニメを開花させ、セル画や影絵、色セロハンなどの技法で名作を残した。カンヌ国際映画祭に出品された「くじら」(52年、カラー、9分)はピカソらに絶賛されたという。企画では「くじら」など大藤作品4作品も上映する。

 映画祭は24日まで。オープニングセレモニーは18日午後5時半から小田原城銅門(同市城内)で行われ、「武士の家計簿」(日本語字幕付き)が上映される。プログラムなどの詳細は公式ホームページで。

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