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AI同士が「直接対決」 ロボットの未来について議論

9/16(土) 20:15配信

CNS(China News Service)

【CNS】科学技術、文化、自然、商業の4分野をテーマにした2017 Global Innovator Conference(GIC2017)が8日、中国・深セン(Shenzhen)で開幕し、百度(Baidu)の人工知能(AI)ロボット「小度(Xiaodu)」と、香港のロボットメーカーのハンソン・ロボティクス(Hanson Robotics)によるヒューマノイド「ハン」がステージ上で「直接対決」した。

 今年のテーマは、「スマートな地球」。科学技術、医療、工業、エンターテインメント、デザイン、エネルギー、交通、商業などさまざまな分野の討論などが行われ、世界トップレベルの科学研究所や企業が参加した。

 小度とハンが対決したのは、「人間とコンピュータの相互作用」と題したフォーラム。小度は、学習し知識を蓄え、コミュニケーション能力に長けている。自分で考え、人間の感情を理解する、夢を持つロボットだ。これに対し、ハンの豊かな5つの表情──怒り、喜び、悲しみ、思考、驚き──は、本物の人間の表情とそっくりで、表情を変えるたびに会場が沸いた。小度は、そんなハンの5枚の写真を撮影して分析。小度が、「写真を撮る際に百度の個体識別技術を使用した結果、ハンさんの生物的反応はとても低いです。表情は人類に非常に近いですが、私にはバレています」と意見を述べると、会場はさらに沸いた。

 「2人」は、ロボットの未来についても話し合った。ハンは30年後には仕事のほとんどをロボットが取って代わると予想。これに対し、小度は、ロボットは人類にサービスを提供するが、取って代わることはないと反論。だが、「もっとすばやく言葉に反応できるようになったり、もっとたくさんの言葉を覚えたり、もっと人に寄り添ったサービスを提供したり。人類の理解者になりたい」と語った。

 百度の呉華(Wu Hua)技術委員会主席が壇上に立ち、「今回の2人の掛け合いは大成功。彼らの自然言語処理技術は、すでに半世紀以上の研究の歴史があり、長い準備期間と発展期間を経て、今日最盛期を迎えた」と述べた。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。