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「音」にまつわる芸術表現が、京丹後市に集い鳴り響く。〈ART CAMP TANGO 2017 音のある芸術祭〉/京都

9/16(土) 2:01配信

Webマガジン コロカル

コロカルニュースvol.2196

京都府北部に位置し、日本海に面した京丹後市。ここで、2017年9月24日(日)までの金土日祝、“サウンドアート”をテーマにした芸術祭〈ART CAMP TANGO 2017 音のある芸術祭〉が開催されています。

【写真で見る】「音」にまつわる芸術表現が、京丹後市に集い、鳴り響く。〈ART CAMP TANGO 2017 音のある芸術祭〉/京都

“サウンドアート”とは聞き慣れない方も多いと思いますが、「音」にまつわるアートのこと。ここ丹後地方は、日本のサウンドアーティストの草分け的存在である鈴木昭男さんの活動拠点。長年にわたり、音やアートにまつわる多様な活動が行われてきたことから、「聴くこと、見ること」についての芸術体験が培われ、地域の理解がある土地柄なのだそうです。

そういった土地の由来もあって、〈ART CAMP TANGO 2017〉は、地域アートの中でも珍しく、「音」に焦点を当てた芸術祭。日本とアジアから、サウンド・アートや現代美術、音楽、ダンスなどさまざまなジャンルで活動するアーティストが丹後の地に集まることになりました。

芸術祭では、廃校となった旧郷小学校を会場に展開する現代美術展〈listening, seeing, being there〉や古い街並みが残る京丹後市峰山地区を、「音」を切り口に訪ね歩くサウンドウォーク〈峰山まち音あるき〉、コンサートなど、アートを通して丹後の魅力を体験できるプログラムを多数実施します。

9月24日(日)には、クロージングイベントとして、ギャラリーツアーや丸子舟の復刻作業の見学など様々なイベントを行う、〈アートキャンプ in 丹後-網野から久美浜へ〉も開催。

本芸術祭のきっかけは、鈴木昭男さんと、同じく丹後を拠点に活動するダンサー宮北裕美さんが、香港のNPO soundpocketにアーティストとして招聘されたこと。宮北さん、鈴木さんに加えて、丹後で活動するギタリストの山崎昭典さんや、デザインなどのクリエイティブな仕事に携わる若い世代も参加し、実行委員会が立ち上がり、2014年に前イベントとなる「アートキャンプあみの」を開催。今回の芸術祭へと繋がりました。

丹後のローカルアーティストや地域のメンバーのほか、芸術の専門家、香港のNPO soundpocketも参加し、アーティスト、地域、海外との関係性によって生まれた芸術祭。自然豊かな丹後にアーティストが滞在して作り上げた作品を、体感してみてはいかがでしょうか。詳細は〈ART CAMP TANGO〉公式サイトにて。

information

ART CAMP TANGO 2017 音のある芸術祭
会期:2017年9月9日(土)~24日(日)の金土日祝
開催地:京都府京丹後市エリア
Web:〈ART CAMP TANGO〉


writer profile
Kentaro Takaoka髙岡謙太郎
たかおか・けんたろう●千葉県出身。オンラインや雑誌で音楽、カルチャー関連の記事を執筆。共著に『Designing Tumblr』『ダブステップ・ディスクガイド』『ベース・ミュージック ディスクガイド』など。インターネットがけっこう好き。

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