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北ミサイル飛来想定 西宮で避難訓練 関西で初

9/17(日) 10:50配信

神戸新聞NEXT

 北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、ミサイル飛来を想定した住民避難訓練が17日、西宮市の鳴尾東地区であった。政府が今春から全国の自治体に呼び掛けて実施している訓練の一環で、住民が参加するのは関西で初めて。

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 内閣官房と消防庁、兵庫県、西宮市が共同で開催。全国では15例目の訓練となり、「X国から発射された弾道ミサイルが、日本に飛来する可能性が判明した」との想定で行われた。

 市民ら約千人が参加。午前10時すぎ、全国瞬時警報システム(Jアラート)のサイレンとともに、「ミサイルが発射されたもようです。建物の中、または地下に避難してください」と防災行政無線が流れると、屋外にいた近所の住民らが駆け足で近くの小学校や公民館などに逃げ込んだ。

 2日前、北朝鮮のミサイルが北海道上空を通過したばかりとあって、住民らは真剣な表情で屋内に避難。訓練が終わるまでの約8分間、しゃがみ込んで頭を守る姿勢を取った。

 終了後、訓練を振り返った住民らから「無線が聞こえにくかった」との声が続出。消防庁の矢口鑑・国民保護運用室長は「いただいた意見はしっかり今後の対策に反映していきたい」と述べた。鳴尾東連合防災会の米原正純副会長(80)は「いざという時、対応を知っているかどうかで行動は違ってくる。自分の命を守れるよう動きたい」と話した。

 この日は加古川、高砂、豊岡、加東市でも弾道ミサイル発射を想定した情報伝達訓練があった。(前川茂之)

最終更新:9/17(日) 18:06
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