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<田中麗奈>樹木希林に憧れ「エッジの効いた一癖あるおばあちゃんを演じたい」

9/17(日) 19:30配信

毎日キレイ

 女優の田中麗奈さんが、俳優の浅野忠信さんと共にバツイチの夫婦を演じた映画「幼な子われらに生まれ」(三島有紀子監督)が公開中だ。直木賞作家・重松清さんの同名小説が原作で、先日のモントリオール世界映画祭で審査員特別大賞に輝いた。田中さんに、今作で演じた奈苗という“ぶら下がり系の女性”について、共演の浅野さんに対しての思い、女優の仕事について聞いた。

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 ◇連れ子とうまくいかず悶々とする父

 映画「幼な子われらに生まれ」は、バツイチのサラリーマン、田中信(浅野さん)が再婚した妻、奈苗(田中さん)の連れ子とうまくいかず、悶々(もんもん)とした日々を過ごしていた。ある日、奈苗の妊娠が分かり、長女の薫(南沙良さん)はそのことでより辛辣(しんらつ)になり、“本当のパパ”(宮藤官九郎さん)に「会いたい」と言い始める。信は今の家族に息苦しさを覚え……というストーリー。信の元妻でキャリアウーマンの友佳役に寺島しのぶさん、DVが原因で別れた奈苗の元夫・沢田役で宮藤官九郎さんが出演している。

 ◇相手によって表情を変える女性を演じ…

 田中さんは男性に頼るタイプの奈苗という女性について、「共感は難しいですね」と言いつつ、「すごく分かるなと思うのは、信(浅野さん)に対しては“女”なんですよね。妻だけど再婚していることもあって、よけいに女なのかなと思って。信に負い目も感じていて、嫌われたくないというのはあるんでしょうね。顔色をすごくうかがったりとか、遠慮もしているし、可愛くいたいと思っている気がします」と分析する。

 奈苗には15歳の娘を筆頭に連れ子がいるが、「娘には母親なんです。特に中学生のお姉ちゃんは身長も私くらいで。母親としてどんと構えていようというのもありましたね。娘は一緒に地獄を見た仲間というか。悪い状態も知っているわけじゃないですか。だから信に怒鳴られたら『嫌、嫌』っていうんだけど、一番上の娘に『お母さん、(部屋に)鍵をつけてよ』って怒鳴られたら、『何言ってるの!』ってとにかく強い口調でねじ伏せるというか。そこは意識的にやりました」と二面性のある女性として演じた。

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最終更新:9/17(日) 19:30
毎日キレイ