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米、パリ協定離脱方針を再確認 欧州高官の「軟化」発言を否定

9/17(日) 9:50配信

AFP=時事

【AFP=時事】 米政府は16日、より有利な条件が示されない限り米国は地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」から離脱すると強調した。

【関連写真】アリアスカニェテ委員と米国のオブザーバー

 ホワイトハウス(White House)のサラ・ハッカビー・サンダース(Sarah Huckabee Sanders)報道官は電子メールで、米国により有利な条件が示されない限り、パリ協定から離脱することを大統領は極めて明確に示していると指摘し、「パリ協定における米国の立場に何ら変わりはない」と述べた。

 同日これに先立ち、欧州委員会(European Commission)のミゲル・アリアスカニェテ(Miguel Arias Canete)委員(気候行動・エネルギー担当)は、米国がパリ協定に対する態度を軟化させているようだと述べていた。

 同委員によると、カナダのモントリオール(Montreal)で開催されたパリ協定の推進について話し合う会議で、米国はパリ協定について再交渉の意思はないが、パリ協定の下で米国の関与が可能な条件について再検討する意向だと述べたという。会議には約30か国の環境相のほか、米国のオブザーバーも出席した。

 アリアスカニェテ委員は来週の国連総会(UN General Assembly)に合わせて「米国の本当の立場」を知るため米国側担当者との会合が予定されていると述べ、これはドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領のこれまでの発言とはかなり異なるメッセージだと指摘していた。【翻訳編集】 AFPBB News

最終更新:9/18(月) 12:14
AFP=時事