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【ホンダF1】ホンダが考える、日本の自動車メーカーがF1に参入しない最大の問題とは

9/17(日) 18:55配信

TopNews

マクラーレン・ホンダ提携解消直後の記者会見では、「日本の自動車メーカーのF1参入」についても質問が飛んだ。

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トロロッソと契約を発表したホンダは、今後3年間はF1に参戦することは間違いない。もちろん、ホンダは長期にわたって参入したいという意思表示をしている。

■日本の自動車メーカーがF1に参戦するには?

ホンダがF1に参戦する中、世界でも有数の自動車大国である日本に海外メディアは注目しており、「日本の自動車メーカーがF1に参入するために、F1は何をするべきか?」という質問を投げかけると、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は記者会見の場で次のように答えた。

「現時点で重要なことの一つは、日本ではF1の無料テレビ放送がされていないということです」

「ですから私たちは最も重要な要因としては、現時点ではファンが有料テレビを見ることしかできないということだと考えています」

「おそらく(参戦するメーカーの)数を増やす上で最大の問題だと思います。もちろん私たちホンダとしては、ホンダF1のプロモーション方法を改善するつもりです」。

海外でも有料放送は増えており、日本特有の事情ではないが、少なくともホンダとしては多くの人にF1を見てもらいたいという気持ちがあることは間違いない。そして、それはファンも同様だ。

■世界と日本、戦略が異なる?

日本はヨーロッパとは違う方針でモータースポーツに参戦しているようだというのは、よく言われるところだ。

WEC(世界耐久選手権)のLMP1-Hクラスの自動車メーカーは、アウディに続きポルシェも撤退を表明。現時点では来季からトヨタ一社のみとなり、他に参戦するメーカーのうわさはない。

一方で、EV(電気自動車)のフォーミュラEには世界中から多数の自動車メーカーなどが参戦を表明しているものの、日本の自動車メーカーは一社も参戦していない。

とはいえ、どちらのシリーズもテレビの視聴率が良いということは世界のどのメディアからも聞こえてこない。

この流れはテレビ放映だけの問題ではなく、メーカーの環境問題と販売戦略、そして未来へ向けた選択と集中が主な要因と言われている。

F1改革を進めるリバティメディアは、ホンダのF1残留に尽力した今、F1ファンの拡大と参戦自動車メーカー数を増やすためにどのような改革をしていくのか。まずは多くのファンが楽しめるような環境が最優先で、メーカーの販売戦略も汲んだ上で、PRとしても技術開発の場としても意義あるルールにする必要がある。放映権に代わる新たな収益源を早急に探すことがリバティメディアの最も重要な仕事となるだろう。

最終更新:9/18(月) 14:22
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