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明治に思いはせ足踏みオルガン 京都で演奏会

9/17(日) 12:46配信

京都新聞

 「明治の足踏みオルガンコンサート」が16日、京都市下京区の市学校歴史博物館で開かれた。唱歌やクラシック曲が演奏され、市民ら約170人が美しい調べに酔いしれた。
 足踏みオルガンは足でペダルを踏んで風を内部に送り込むことで音を出し、「風琴」とも呼ばれる。明治政府が欧化政策の一環として教育現場に取り入れた。今回は、同館所蔵で現存最古とされる1910(明治43)年製の「国産第16号」を含む、明治と大正期の3台が壇上に並んだ。
 日本リードオルガン協会の奏者が、賛美歌やイギリス民謡、「ふるさと」「赤とんぼ」などの童謡を披露。静まり返った会場に、深く重みのある音色が響き渡った。和崎光太郎学芸員による解説もあり、オルガンに施された独特の装飾や学校教育に音楽が与えた影響について説明した。

最終更新:9/17(日) 16:59
京都新聞