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【ボクシング】ゴロフキンがドロー防衛で連勝記録ストップ。再試合「是非やりたい」

9/17(日) 17:25配信

イーファイト

「プロボクシング3団体世界ミドル級(72.5kg級)タイトルマッチ」
2017年9月16日(日本時間17日)、米ラスベガスのTモバイルアリーナ(超満員2万2千人)

【フォト】試合3日前、会見でポーズをとるゴロフキンとアルバレス

 3団体統一世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(35=カザフスタン)VS元2階級制覇王者のサウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)の一戦は12R判定となり、ジャッジ3人の判定は118-110(アルバレス)、115-113(ゴロフキン)、114-114で1–1のドローとなりゴロフキンが防衛に成功した。
 ゴロフキンはデビュー以来37戦全勝だったが、37勝(33KO)1分となり、連勝記録はここでストップ。アルバレスは49勝(34KO)1敗2分となった。

 1Rからゴロフキンが前へ出てプレッシャーをかけジャブを出していく。アルバレスは時折ジャブを被弾するもガードしてゴロフキンのパンチを見切りボディ、アッパーを出していくなど一進一退の展開。

 しかし、4Rから7Rまで、ゴロフキンが積極的に前に出て攻め、アルバレスが度々ロープを背にガードを固めながらもボディを中心に返していく展開に。5Rにはロープを背にするアルバレスにゴロフキンの右フックがヒットするが、アルバレスが効いてないと左右に首を振るパフォーマンスも。

 8Rにはゴロフキンの左ジャブでぐらつくアルバレス。以降もロープを背にガードを上げてゴロフキンの攻撃を凌ぐが、終盤、ロープに詰められたアルバレスが右アッパーをゴロフキンの顎にヒットさせる。しかしゴロフキンはさらにペースを上げアルバレスを追いかけパンチで詰めていく。

 9Rからはアルバレスの攻撃が多くなる。これまで足を使ってゴロフキンの攻撃を避け、度々ロープに詰められていたが、足を止め打ち合いに応じる。中盤にアルバレスが思い切り振り抜いた右ストレートがゴロフキンの頬を捉えるシーンも。しかし、ぐらつくことなく前に出て手数を出すゴロフキン。終盤アルバレスがボディブローから右フックをヒットさせる。

 10R、序盤からリング中央で打ち合う。アルバレスのワンツーでゴロフキンがバランスを崩す。負けじとゴロフキンが前に出てヒットさせていくが、ロープ際でもアルバレスはパンチを返していく。アルバレスの放った左フックをグローブで受けたゴロフキンが疲れからかバランスを崩す場面もあったが積極的に前に出る作戦は変わらない。

 11R、前に前に出て行くゴロフキンにアルバレスがロープ際で被弾、疲労かディフェンス中心のアルバレス。

 12R、ポイントを挽回するかのように序盤からアルバレスが力強いパンチを連打していく。ジャブ、ボディブローとヒットさせ、そして右アッパーをゴロフキンの顎に見舞う。攻撃が止まったゴロフキンにパンチをまとめるアルバレス。中盤からはゴロフキンが前に出てアルバレスがディフェンスに回るが、ラスト37秒でアルバレスの右ボディブローでゴロフキンの動きを一瞬止めるも、最後までゴロフキンが手数を出して追いかけ試合終了となった。

 引き分けの判定にゴロフキンは「彼は経験豊富で本物のファイターでメキシカンのファイター。私はこのような本物のファイトが好きだ。ドラマチックなショーが好きだが、今日は今ひとつだった」とコメント。

 それに対しアルバレスは「(ゴロフキンの)パンチが噂ほどパワフルだとは思わなかった。」と言い、最初の3ラウンドまでは良いボクシングをしていたが、中盤からはゴロフキンに反撃を許したことについては「最初のラウンドは彼がどんなものか様子を見ていた。でも私は勝っていたと思う」とし、更にゴロフキンが優勢に見えた第7、8Rも含めリードしていたと言うアルバレスのコメントを受け、ゴロフキンは「ベルトを見てください。まだ私は相変わらずチャンピオン。負けてはいない」と事実を突きつけた。

 再試合を望むかという質問にアルバレスは「もちろん、人々が望むなら。次は勝ちます」と言い、ゴロフキンは「リマッチ、是非やりたい。本物のファイトを見せたい。接戦になると思いますが、良いボクシングをするだけ」と再試合に前向きだった。

最終更新:9/18(月) 1:53
イーファイト