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ゴロフキンvsアルバレス“世紀の一戦”は三者三様でドロー

9/17(日) 13:51配信

東スポWeb

【ネバダ州ラスベガス16日(日本時間17日)発】WBAスーパー、WBC、IBF統一世界ミドル級タイトルマッチは当地のT―モバイル・アリーナで行われ、統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(35=カザフスタン)が“カネロ”ことサウル・アルバレス(27=メキシコ)と三者三様の判定で引き分け、全ての王座を防衛。しかし、プロキャリアの全勝記録は「37」でストップした。

 試合開始から前に出てプレッシャーをかけたのは王者だったが、アルバレスもボディーで反撃して、むしろ優位に試合を進める。2ラウンドに入るとアルバレスが左を積極的に使って前に出る。3ラウンドもボディー打ちでペースを握った。

 このまま挑戦者が左で主導権を奪うかと思われたが、ゴロフキンもロープに追い詰めて逆に試合を支配するようになる。ここから手数が多くなり、巧みなディフェンスと、ガードの間をこじ開けるようなパンチを当てていく。

 中盤を過ぎるとアルバレスのスピードが落ちていったようにも見える。それでも終盤の3ラウンドは再び猛烈に前に出てパンチを繰り出す。そのたびに会場の多くを占めるヒスパニック系の観客からは大声援が起きた。

 最終12ラウンドは両者ともにKO狙い。アッパーを打ち込むアルバレスに対して、ゴロフキンも右を打ち込むが、結局ダウンシーンは一度もなく、試合は判定に持ち込まれた。

 ポイントではゴロフキンが優位と思われる中、リングアナのマイケル・バッファー氏(68)が「118―110」の後に読み上げた名前は「カネロ」。会場には大きなどよめきが起こった。

 続く採点は「115―113、トリプルG(GGG=ゴロフキンの愛称)」。そして3人目は「114―114」。注目のメガマッチは引き分けという予想外の結果に終わった。

「カネロは経験豊富な本物のファイター。私はこういう本物のファイトが好きだ」と相手をたたえたゴロフキンに対して、アルバレスは「噂ほど(ゴロフキンは)すごいと思わなかった」とやり返した。

 これにゴロフキンはカチンときたのか「ベルトは3本ともここにある。私がまだチャンピオンだ」と肩に持ったベルトを見せつけるようにやり返した。そして両者が口を揃えたのが「リマッチを望む」ということ。

 それは世界中のファンも同じ。早くも世紀の一戦の第2弾がいつになるのか注目される。

最終更新:9/17(日) 13:51
東スポWeb