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「望郷」貫地谷しほりに木村多江が「好き」、大東駿介は監督への信頼語る

9/17(日) 17:01配信

映画ナタリー

「望郷」の初日舞台挨拶が9月16日に東京・新宿武蔵野館で行われ、キャストの貫地谷しほり、大東駿介、木村多江、緒形直人、監督の菊地健雄が出席した。

【写真】「望郷」(他3枚)

湊かなえの小説を原作とする「望郷」は、全編が広島・因島を中心とする瀬戸内地方にて撮影されたミステリー。古いしきたりに縛られ窮屈な生活を送る女性・夢都子と、確執を抱えたまま死別した父の真意を知ることになる中学校教師・航の姿が描かれる。

夢都子に扮した貫地谷はオファーを受けたときの心境を「原作を読み、ぜひやらせてもらいたいと思いました。これまで多かった役とはまた違う役への挑戦に、新しい一歩になるんじゃないかと思いました」と述懐。また大東は自身が演じた航について「自分の内側から、出したことない気持ちを出さないとやれないんじゃないかと思って」と話し、「因島で撮ろうということになったがそれはすごく大変なこと。それをやると言った監督に、出会った瞬間に信頼感を抱きました」と菊地に対する強い信頼を明かした。

続けて大東は「撮影中に助監督と喧嘩になったことがあったんですが、喧嘩の理由が『どうしたらもっと因島が盛り上がるのか』という話で(笑)。今後の役者人生にとって大切な経験になりました」と楽しそうに振り返る。大東と同じく中学校教師を演じた緒形は「いきなりその島の教師を演じるのは難しいんです。そんなとき中学校の校長先生から地元で採れた果物をいただき、一気に五感が働きました。些細なことだったけれど自分の中で大切にしたい出来事になりました」と撮影中のエピソードを披露した。

また劇中では木村と貫地谷、緒形と大東がそれぞれ親子を演じている。貫地谷の印象を尋ねられた木村は「好き」と一言。一方、貫地谷は木村に対し「感謝」と述べ、「私が入り込めないシーンに何度も付き合って、私の心に届くように素晴らしい芝居をしてくださいました。朗らかに支えてくださいました」と感慨深げに話す。そして大東は緒形に関して「信頼しています。緒形さんの言葉には責任があると感じています」と力強く語った。



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最終更新:9/17(日) 17:01
映画ナタリー