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ソフトバンク2年ぶり20度目V!達川ヘッドが語るV分岐点

9/17(日) 16:45配信

東スポWeb

 最後はぶっちぎりでパ・リーグを制覇したソフトバンクだが、全てが順風満帆だったわけではない。達川光男ヘッドコーチ(62)がペナントレースの分岐点となった試合について本紙に語った。

「霜に打たれた柿の味、辛苦に耐えた人の味」(※)。そう切り出した達川ヘッドはターニングポイントとなった試合に、8月5日の西武戦(メットライフドーム)を挙げた。
「あの西武3連戦の2戦目。あの試合を勝てたのが大きかったと思うよ。普通、負けてる。あそこで3連敗してみい。まだもつれてる可能性もあった。楽天が落ちなかったし、西武がいつの間にか上がってきた。(チームも)ギリギリまでいっとった」

 当時の西武は4カード連続で同一カード3連戦3連勝を繰り返し、ソフトバンクも初戦に敗れ、13連勝と破竹の勢いだった。2戦目は7―1の8回に2点、9回には一挙4点を奪われて追いつかれた。救援陣が疲弊していた中で逆転負けを喫しても不思議ではない流れ。しかし、守護神・サファテが同点で食い止めて延長戦に持ち込み、10回に松田の殊勲打で競り勝った。翌日の試合には敗れたが、西武の勢いは止まり、逆にソフトバンクは苦境を乗り切った。

「今年は岩崎にしてもサファテにしても追いつかれても越されない。あのねえ…ワシは長年捕手をやってきたけど、だいたい追いつかれると越される。あそこで(気持ち的に)切れんと言うか、越されんのが強さだし、去年の悔しさじゃな」

 去年の悔しさとは、日本ハムに最大11・5ゲーム差をつけながら逆転で優勝をさらわれたこと。達川ヘッドは「11・5ゲームを引っくり返された悔しさじゃ、去年のな。ワシはおらんかったが、それは感じるよ。手抜きがないもん。最後の最後に(9月10日のロッテ戦まで)9連勝もしてな」とも付け加えた。

 ※…「霜に打たれた柿の味、辛苦に耐えた人の味」=厳しい霜にさらされた渋柿が色も味も良くなるように、挫折や失敗などの苦労に耐えた人間こそ人間の味(魅力、強さなど)が生まれるとの意味。

最終更新:9/17(日) 16:45
東スポWeb

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