ここから本文です

藍さん、幸せなホールアウト=元世界1位、宮里選手が引退―エビアン女子ゴルフ

9/17(日) 23:17配信

時事通信

 【エビアン(フランス)時事】17日、フランスのエビアン・リゾートGCで行われた女子ゴルフのメジャー最終戦、エビアン選手権の最終ラウンドで、元世界ランキング1位の宮里藍選手(32)がプロゴルファーとして最後のラウンドを終えた。

 最終日はスコアを落とし、通算1オーバーでホールアウト。現役最後の大会で優勝争いに絡めず、悲願のメジャー勝利はつかめなかった。最終18番をパーで締めくくると涙ぐみ、友人の選手や関係者にねぎらわれて笑顔で抱擁を交わした。ギャラリーの拍手に包まれて現役生活に別れ。ツアープロとして競技を終え、「今は解放感の方が大きい。自分への重圧を手放せる」と心境を明かした。

 エビアン選手権は、メジャー大会に昇格する前に宮里選手が2度優勝した思い出の大会だった。気配りのできる人柄で英会話が巧み。多くの人に愛された藍さんは惜別ムードに包まれた大会を振り返り、「いつも通りのことをしようと思った。ゴルフを通じて出会った人たちに会えなくなるのは寂しいけど、最高に幸せな1週間だった」。

 沖縄出身で宮城・東北高時代の2003年にプロ転向。06年から米ツアーに本格参戦して通算9勝を挙げた。日本ツアーでは15勝(アマチュアの1勝含む)。10代から「藍ちゃん」の愛称で親しまれ、長く女子ゴルフ界を盛り上げた。しかし最近は優勝から遠ざかり、今年5月にモチベーションの低下を理由に今季限りでの現役引退を表明していた。賞金を争うプロとしては最後となったが、指導者として期待する声も出ている。今後について「プロゴルファーをやめるわけではないので、ゴルフとはずっと付き合っていきたい」と話した。 

最終更新:9/18(月) 1:46
時事通信