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「神の湯」魅力発信 西山温泉 「おさんぽ手帖」作製

9/17(日) 9:44配信

福島民報

 福島県柳津町の西山温泉は今年、開湯1300年を迎えた。西山温泉組合は西山温泉にある日帰り入浴施設と旅館合わせて6軒の地図を載せた「おさんぽ手帖(てちょう)」を作製した。12月15日まで記念のスタンプラリーを展開し、魅力発信に努めている。
 西山温泉は滝谷川沿いに8つの源泉があり、養老元(717)年に「神の湯」が発見されたのが始まりと「会津正統記」に記される。西山地区に伝わる「千石太郎の伝説」では、伊佐須美神を守護するために大和朝廷から派遣された善波命(ぜんばのみこと)の軍が豪族の千石太郎との戦いの際に、「神の湯」で傷を癒やしたとされる。
 現在は山村公園せいざん荘、旅館新湯(しんゆ)、老沢(おいざわ)温泉旅館、旅館中の湯、滝の湯旅館、下(しも)の湯の6施設があり、各施設がそれぞれ別の源泉を持っているのが特徴だ。
 スタンプラリーは6軒のうち3軒を巡る。西山中の生徒が地元の民芸品をモチーフに開発したお土産品「ひしストラップ」をプレゼントしている。JR只見線を利用する宿泊者向けに、会津柳津駅までのタクシー送迎サービスを行っている。通常は片道4000円ほどかかるが、往復500円で乗ることができる。
 滝の湯旅館おかみの金子早苗さん(47)と旅館中の湯おかみの原由美さん(54)は「西山温泉の全ての源泉に入ると万病に効くとの言い伝えがあります。静けさを求めてぜひ来てほしい」と呼び掛けている。問い合わせは西山温泉組合(滝の湯旅館内) 電話0241(43)2311へ。

福島民報社

最終更新:9/17(日) 10:00
福島民報