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<自民・民進両党>次期衆院選直前、課題に直面 三重県連代表ら記者会見

9/17(日) 9:00配信

伊勢新聞社

 自民、民進両党の県連代表らが16日、それぞれ津市内で記者会見した。自民県連の三ツ矢憲生会長は旧3区支部長だった嶋田幸司氏(43)が提出していた離党届について、嶋田氏に意向を確認した上で受理するかどうかを判断すると説明。一方、相次ぐ離党ドミノに悩む民進の芝博一県連代表は「一枚岩になれず危惧的な状況」と危機感を表明した。両党とも課題に直面する中、早期解決を図れるかが次期衆院選を控える中での焦点となりそうだ。

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 自民党県連は16日の役員会で、旧3区支部長だった嶋田幸司氏(43)が提出した離党届について、嶋田氏に意向を確認した上で受理するかどうかを判断すると決めた。三ツ矢会長は役員会後の記者会見で、離党届について「予想していなかった」と述べた。

 三ツ矢会長によると、この日の役員会では、嶋田氏の離党届について、出席者の大半から「離党届を受理しては」との声が上がったという。これに対し、三ツ矢会長は「本人に最終的な意向を確認した上で判断したい」と説明し、出席者からの理解を得た。

 三ツ矢会長は会見で「選挙区の減少を受けた県内の候補者調整は手間取った経緯がある」と説明。嶋田氏について「今までの選挙区に残れず残念に思う所もあったし、不満もあったと思う」とした上で、離党届の提出は「予想もしていなかった」と述べた。

 県内の衆院小選挙区が5から4に減少する改正公職選挙法が7月に施行されたことを受け、県連は県内小選挙区の候補者を調整。新3区支部長に旧2区支部長の島田佳和衆院議員(47)を就任させ、嶋田氏には首長選挙への立候補など複数の代替案を示していた。

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 芝代表は16日に開いた県連幹事会後の記者会見で、細野豪志元環境相ら国会議員の離党が相次いでいることについて「前原体制ができて一丸となって取り組みたいが、一枚岩になっておらず残念。現実的な問題として捉えなければならない」と述べた。

 芝代表は会見で「我が党ではいろんな事象があり、危惧的な状況」と説明。次期衆院選に向けた野党間の候補者調整についても「県連としてスムーズに行くと思っている」としつつ「党は離党の関係の処理に追われていて手一杯なんだろうと思う」と語った。

 一方、芝代表は前原誠司新代表と山尾志桜里元政調会長のスキャンダルを伝える週刊誌報道が県内に与える影響について「分からない。ないとも言えないし、あるとも言えない。それよりも離党のショックが大きい。週刊誌報道は政治問題ではない」と述べた。

 旧民主党を離れた経験のある松田直久県連代表代行は「前原体制をどうしていくかという中での離党はやり方が違う」と批判し、「民進党で芝代表を支えたい」と述べた。

伊勢新聞社

最終更新:9/17(日) 9:00
伊勢新聞社