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資産運用もダイエットも短期間で効果を出す短距離走というよりはマラソンです

9/17(日) 12:20配信

ファイナンシャルフィールド

ダイエット方法にはたくさんの方法がありますが、時代やマーケティングの仕方によって流行り廃りがあります。名前の売れたタレントのビフォーVSアフターを取り上げた番組などで「これを食べて痩せた」というコメントがあると、その食べ物や商品がいっせいに大規模なプロモーションとともに市場に投入され、これぞ究極の方法であるかのように試される方も多いと思います。資産運用も、「何も知らない私がFXでいくら稼ぎました」と言われると、こぞって試してみる。誰もが「今度こそは」と思って取り組むダイエットや資産運用ですが、いずれも『バック・トゥ・ザ・ベイシック(基本に立ち戻る)』について認識することの重要性を今回はお伝えしたいと思います。

流行っているには理由があることを理解しましょう

例えば最近はやっている方法の1つに糖質制限ダイエットがあります。筆者も一部この方法を採用しました。糖質の量だけを制限する方法なので、従来のカロリー制限と違って満腹感が得られず挫折ということもなく3カ月採用しました。実際、ストレスを感じることなく体重を落とすことができ、達成感とモチベーションが維持できていい経験だったと思っています。でもこの方法が永遠にベストではない場合もあります。運用と同じです。


筆者の場合は、ある程度体重が落ちた後、落ちるスピードが徐々に緩慢になってきました。理由は、糖質の量だけを制限するため、時にカロリーやタンパク質がかなり超過していました。自分のカラダの動きから感じたことですが、「過ぎたるは及ばざるが如し」で何かを制限すれば、何かで帳尻を合わせようと過剰に摂取してしまったようです。糖質制限ダイエットは、最初のスパート時期には威力を発揮しましたが、これからの長い人生をずっとこの方法で過ごしていくのは筆者には難しいと思いました。支持されるには理由があります。手軽なわりに即効性が高いためダイエットというマラソンでいいスタートが切れたという理由で、多くの人と同様、この方法には感謝しています。

資産運用も同様で、例えば「新興国の成長力が著しい」といって、投資資金を過度に新興国資産に投入したまま放置しておくことは現実的ではないのです。新興国相場が終わったときに取引量が急減し、うまく売り抜けられなくなって、結局獲得した収益を全部吐き出すことになってしまうからです。

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