ここから本文です

京王 16年ぶり新車の特徴は? 試乗会で「実力」調査 座席指定列車運行へ

9/17(日) 18:53配信

乗りものニュース

まもなく一般列車で運転開始

乗りものニュース

 回る座席、停電でも走行可能――。そんな特徴を持つ京王電鉄16年ぶりとなる新車5000系の試乗会が2017年9月17日(日)、若葉台駅(川崎市麻生区)と多摩動物公園駅(東京都日野市)のあいだで行われました(東京都調布市のつつじヶ丘駅で折り返し)。

この記事の画像をもっと見る(28枚)

 営業運転開始は2017年9月29日(金)。人口減少時代を迎え、私鉄各社が沿線価値向上をはかるなか登場した、京王電鉄ひさしぶりの新車。その“実力”に迫ります。

ポイント(1) 柔軟な座席で着席保証

 座席を、窓と平行な「ロングシート」と、垂直な「クロスシート」に変えられます。クロス時は有料の座席指定列車、そしてロング時は一般列車と、状況に合わせて広く使えるのが特徴です(京王初)。

 座席の向きは一括で自動回転させられるほか、手動回転で向かい合わせの「ボックスシート」にすることもできます。有料座席指定列車は2018年春より、夜の新宿発下り(京王八王子行き、橋本行き)で運行予定ですが、高尾山など沿線観光地への行楽でも活躍できそうです。

 9月29日(金)からしばらくは、ロングシート(一般列車)での運行です。

ポイント(2) 日本の通勤電車最新の快適装備

 座席の幅は従来より、2人掛け座席は10mm広い460mmに。車端部の3人掛け座席は55mmも拡大され、新幹線グリーン車より広い505mmになりました。ヘッドレスト、肘掛けも備えられます。

 コンセントが全席に備えられているほか(京王初。座席指定列車時に利用可能)、無料Wi-Fi(京王初)も。また全車に空気清浄機「ナノイー」(京王初)、腰当てつき(京王初)のベビーカー・車いすスペースが備えられます。

ポイント(3) 停電しても自走OK より安全・安心に

 大容量バッテリーを床下に搭載しており(京王初)、電車がブレーキをかけた際に発生する回生電力を貯蔵可能。省エネを実現しているほか、その電力を使って停電時に自走することも可能です。

 防犯カメラは各車両に4台搭載。ドアへの挟まれトラブルを防止する電気式側引戸システムも、京王で初導入されました。

1/2ページ