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WECトヨタ、オースチン予選で今季最大のポルシェとのタイム差に当惑も「原因究明に尽力する」

2017/9/17(日) 1:23配信

motorsport.com 日本版

 米国テキサス州に位置するサーキット・オブ・ジ・アメリカズでWEC(世界耐久選手権)第6戦の予選が行われ、トヨタはライバルであるポルシェに個人のベストタイムで約0.9秒差つけられた。これはシーズン中最大のギャップであり、トヨタ陣営は驚きを隠せなかったことを認めている。

WECオースチン予選結果

 TMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)のテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは、チームのパフォーマンスは“本当に悪かった“と説明しており、ポルシェとのギャップはいくつかの要因によって大きくなってしまったことを強調した。

「これまでのレースでは0.4~0.5秒ほどの差につけていたのに、今季の予選の中で最も大きなギャップとなってしまった。我々は満足していないが、現時点ではこの事態を明確に説明することができない」

「問題を明確に把握することは困難であると考えられるが、我々は諦めない。全ての要因を見直すつもりだ」

 トヨタは金曜日の午前中にフリー走行3回目でトップタイムを記録。これに励まされ、予選ではポルシェに近づけることを期待していた。

 7号車トヨタTS050HYBRIDを担当する小林可夢偉はチーム内での予選シミュレーションで最速を記録していたが、公式セッションでは0.2秒落ちのタイムとなった。一方のポルシェは予選で1秒以上タイムアップした。

 2台のトヨタはトップからそれぞれ1.6秒差と2.3秒差をつけられている。

 8号車トヨタの第1走者を務めたセバスチャン・ブエミは、初めの予選アタックでミスを犯したことで2度目のアタックを決行したが、タイヤを最大限活用しても同じく7号車第1走者を担当した小林の0.5秒落ちのタイムしか出すことができなかったという。

 またトヨタは第2走者に新品タイヤを用意しないことを選んだのはもとよりポルシェに挑戦するつもりはなく、あくまでギャップを縮めるのが目標であったからだと明かした。それがポルシェとのタイム差を広げる一因になったとみられる。

最終更新:2017/9/17(日) 1:23
motorsport.com 日本版