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PP獲得のベッテル、予選は「ラッキーだった」と語る。夜通し作業のクルーやマラネロにも賛辞

9/17(日) 7:30配信

motorsport.com 日本版

 シンガポールGPの予選でポールポジションを獲得したフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、マシンからバイブレーションを感じながらもアタックを終えられてラッキーだったと話した。またマシンを改善するために夜通し作業を行なったスタッフを讃えた。

【写真】観客の声援に応えるベッテル。「レースは長い」と語るも、決勝レースへ期待を持っている

 ベッテルは、予選Q3の最後のアタックでレッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドを上回り、今シーズン3回目のポールポジションを獲得した。またベッテルが最後にマークしたタイムは、2番手のフェルスタッペンを0.3秒以上も上回るものだった。

 しかしベッテルは、その最後のアタックの際にターン19でタイヤをウォールに擦らせてしまい、アタックを終える頃には大きなバイブレーションを感じていたことを認めた。

「最後のラップはラッキーだった」とベッテルは語った。

「ターン19の出口でタイヤがウォールに擦ってしまった。最終コーナーまで走り続けたところで、大きなバイブレーションを感じていた。でも幸運なことに、残りのコーナーはあとひとつだった」

「できる限りプッシュした。彼らはまだポケットに何か持っていると思っていたから、フィニッシュラインを通過したあとはスクリーンを見て、無線を待っていたけど、本当に安心したよ」

「今週末はここまで少しアップダウンがあった。昨日は難しい一日だったし、今日の午後もそうだったけど、今晩は大丈夫だった」

 またベッテルは、フェラーリのスタッフが状況を変えようと夜通し作業していたことを讃え、フェラーリ育成ドライバーのシャルル・ルクレールとアントニオ・ジョビナッツィがマシン改善のために役割を果たしたと述べた。

「これは驚くべきことだよ」

「マシンは僕たちが望んだようには機能しなかった。だけどスタッフが夜通し努力してくれたことや、マラネロからのサポートは本当に素晴らしかった」

「シャルルはシミュレーターでの作業を続けてくれていた。アントニオと交代でね。僕たちに残された時間が少ない中で、彼らはたくさんの答えをくれたよ」

「ここにいるスタッフたちが、昨晩いつベッドに入れたのかはわからない。今日のマシンは昨日より格段に良くなっていたけど、コンディションのことも考えている」

 タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)は予選5番手に終わったが、ベッテルはレース展開を考える上で警戒を続けている。

 ベッテルは、「レースは長いんだ」と話した。

「たくさんのことが起こるかもしれない。ここではグリッドポジションが極めて重要だけど、レースは長い。でも今日僕たちのマシンが速かったという事実のおかげで、明日に向けて期待を持てる」

「他の人たちの位置のことは考えていない。でも僕たちはたくさんのことを正しくこなす必要がある」

Pablo Elizalde