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切り絵と音で魅了 デンマークの2芸術家共演 ふなばしアンデルセン公園

2017/9/17(日) 10:25配信

千葉日報オンライン

 デンマークの切り絵作家とサウンドアーティストの共演による企画展「一枚の紙からはじまる切り絵と音の物語」が、ふなばしアンデルセン公園子ども美術館(千葉県船橋市金堀町)で開催されている。切り絵と音のコラボレーションが織りなす不思議な空間が来場者を魅了している。

 同展は日本とデンマークの外交樹立150周年を記念して同美術館が企画。同市と童話作家アンデルセンの故郷デンマーク・オーデンセ市とは1989年に姉妹都市提携をして以来、芸術や文化を中心に幅広い交流活動を続けている。

 企画展では、オーデンセ市在住の切り絵作家トーブン・ヤールストルム・クラウセンさん(52)の作品とともに、ハサミで紙を切る音など創作時に発する音をサウンドアーティストのロバート・コール・リジィさん(51)が手を加えて会場内に流し、切り絵と音のコラボでインスタレーションを構成している。

 第1の展示室には、天井からつり下げられたハサミの下に10センチ四方の黒い紙の束でできた15組のオブジェが置かれていて、20の言語に訳されたトーブンさんの詩が朗読されている。

 トーブンさんによれば「苦しみ(黒い紙)を救世主(ハサミ)が解放する」さまを表現している。

 第2の展示室では、一枚の紙から手、足、口などが切り出される過程が11枚のモノクロ写真で紹介され、室内には紙を切る音が流されている。体の各部が紙から切り出されることで、人が「自由」になったことを表しているという。

 10月1日まで。時間は午前9時30分~午後5時(最終日は午後3時)。入場無料(※アンデルセン公園の入園料は別途)。問い合わせは子ども美術館(電話)047(457)6661。

最終更新:2017/9/17(日) 10:25
千葉日報オンライン