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“スシ”に続く“おにぎり”登場、ハムの若き大砲がこだわるフルスイング

9/17(日) 9:25配信

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177センチ、90キロの横尾「踏ん切りがつきました」

 日本ハムの横尾俊建内野手が16日、本拠地でのオリックス戦で先制の4号ソロを左翼席中段に叩き込んだ。177センチ、90キロの体型で「おにぎり君」の愛称を持つ右の大砲は、ここ4戦3発と才能を開花させつつある。

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 ゆっくりとした足取りで三塁ベースを回った後に、ファン待望のパフォーマンスが飛び出した。8月27日楽天戦でプロ初アーチを放った時には照れくさそうだったが、4個目ともなれば手慣れたもの。大歓声の中、両手で“エアおにぎり”を3回握ってホームインした。

 フルカウントからの144キロ直球を仕留めた。その直前、同じ144キロ直球をフルスイングして三塁線にファウル。「あれでストレートのタイミングをつかんで、あまり変えずにいきました。完璧です」と自画自賛した。

 8月16日に1軍再昇格を果たした時、フルスイングを貫く覚悟を決めた。

「野球人生としてホームランにこだわりたい。(1軍に)上がってくる時、オフに行っているトレーニングジムの人といろいろ話したことがプラスになりました。どうしたいかと聞かれて、踏ん切りがつきました。『これだけトレーニングしたんだから』と言われて、自信もつきましたし」

4戦3発と大当たり、目指すは三振を減らしながらフルスイング

 現在取り組んでいるのは、三振を減らしながらフルスイングを貫くこと。追い込まれて変えるのはスイングではなく、考え方だけだと言う。「三振(しないこと)とフルスイングは矛盾します。でも、(打撃コーチの)城石さんと金子さんに(相手投手)特徴を聞いて頭の中を整理したり、練習で右方向への打ち方を教わったりすることで、三振をしないように心掛けています。バットに当たれば、何か起きますから」と語る。

 この日フルカウントから豪快に放り込んだ本塁打によって、その難しい課題がクリア可能であることを証明した。「まだ三振も多いし、全然できていないですけど、そこを目指したいです」と力を込めた。

 ここ4戦で3発と量産中。すべて札幌ドームで放っただけに一層価値がある。「広さは気になります。最後(の左飛)も『鎌ヶ谷だったら』と思いますし。来年はああいう打球もホームランにしたいです」と、8回に左中間フェンス手前で捕球された打球を悔しがった横尾。飛ばしにこだわる頼もしいアーチストの誕生だ。

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

最終更新:9/17(日) 9:48
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