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市民ホール整備事業で4社が公開プレゼン 小田原

9/17(日) 9:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 老朽化した小田原市民会館(同市本町)に代わる市民ホール整備事業で、事業者を選定するための1次審査が16日、市内で行われた。市民ら約120人を前に、応募した4社が公開プレゼンテーションを実施。コンセプトや完成予想図などを示し、小田原らしい施設の在り方を提案した。

 プレゼンは提案の公平性を担保するため、事業者名を公表せずに行われた。

 A社はホールを芸術文化創造活動の拠点とするため、「芸術だけでなく、それにつながる商業や観光などの関連分野も活性化するような場をつくる」と説明。市民の文化活動が外からも見えるよう、小ホールなど主要空間を前面に向かって一列に並べるとした。

 B社は、建設費の高騰で見直しを余儀なくされた経緯に触れ、「機能の充実を図り、諦めた機能も補完するような施設も市民に届けたい」とアピール。華美なデザインや装飾をそぎ落とし、大ホールや城見テラスなど七つのステージを整備すると強調した。

 C社は、「市民の多様な活動を育み、まちを活気づけるインスパイアーホール」と銘打ち、大屋根などが特徴の施設を提案。大屋根の下に大・小ホールやギャラリーを直列に配置することで、「施設をコンパクト、シンプル、フレキシブルにつくる」とした。

 D社は、周辺の建物となじませるため、四つの建物を分散配置し、通り抜けができる屋上桟敷などでつないだ。豊かな地下水や風、日照を生かし、「小田原の光と風が交わり、水が巡るサスティナブル(持続可能)な建築を実現する」とPRした。

 午後に建築家らでつくる推進委員会が非公開で審査を行い、2次審査に進む3社を選定した。結果は19日に市のホームページで公表される。

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