ここから本文です

懐かしい昭和のラジオ 寒川町、貴重な製品展示

9/17(日) 12:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 寒川町一之宮の景観寺の横にあった小さなラジオ店「柴山ラジオ」。2代目店主でラジオ収集家の柴山勉さんの収集品から、昭和の製品を中心に紹介する「柴山勉コレクションの世界」展が、町立一之宮小学校(同町一之宮)内にある町文化財学習センターで開かれている。

 1949年に寒川に生まれ、2015年に65歳で亡くなった柴山さんは、ラジオ放送が始まった1920年代前半から現代までの製品を収集していた。膨大なコレクションのうち、鉱石ラジオなど貴重なものは国立科学博物館や長野県の日本ラジオ博物館に、その他は町に寄贈された。

 会場には、昭和初期から戦争直後に製造された、どこか懐かしさを覚えるさまざまなメーカーのラジオ14点を中心に、アンパンマンやアトム、スヌーピーといったキャラクターを生かした現代のものなどを展示。昭和の冷蔵庫や映写機などの家電製品も含めて約70点が並ぶ。

 日本ラジオ博物館とのコラボレーション企画とあって、同博物館の協力で作られた解説も読み応えがある。国立科学博物館への寄贈品の写真パネルなども展示されている。町教育総務課の小林秀満さんは、「貴重で珍しいラジオが集まっているので、ぜひ見て、知って、感じてほしい」と話している。

 10月21日まで。入場無料。開館は火、水、金、土曜日の午前9時~午後4時(祝日などを除く)。問い合わせは、同課電話0467(74)1111。