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台風18号 18日午前、青森県内最接近/漁港、リンゴ園厳戒

9/17(日) 13:50配信

Web東奥

 大型で強い台風18号は、18日午前に青森県に最接近し全域で大荒れの天気となる見込み。

 青森地方気象台によると、進路の予報円の中心付近が北海道付近にある18日午後3時時点の中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルと予想され、大雨や暴風による土砂災害や農作物被害、交通障害などに厳重な警戒を呼び掛けている。

 同気象台の外川千良防災気象官は16日、県庁で開かれた災害情報連絡員会議で「青森県では17日夜から雨が降りだし、最も接近する18日には1時間に最大40ミリの非常に強い雨が降る」と述べ、早めの対策準備を呼び掛けた。

 16日、県内の漁港では台風に備える動きも。八戸市の八戸港館鼻岸壁では係留された漁船が並び、小型イカ釣り漁船「第37海漁丸」の乗組員佐々木諒太さん(20)は「海上のうねりが強く早めに漁を切り上げて帰港した。かなり強いと聞いているので、いつもよりしっかり固定する」と話した。

 鯵ケ沢町の赤石漁港で作業していた寺沢佶さん(83)は「直撃しそうで心配。被害が大きくならなければいいが」と不安げに語った。

 弘前市りんご課は17日午前、15日に続いて市内のリンゴ園地を見回り、防風ネットを張るよう農家に呼び掛ける。

 つがる市は16日、災害警戒対策本部(本部長・福島弘芳市長)を設置。自主避難所を17日午後6時から木造農村環境改善センター、柏農村環境改善センター、森田公民館、稲垣公民館、牛潟公民館の5カ所に開設することを決めた。

 弘南鉄道は18日、弘南、大鰐両線で始発列車から正午ごろまでの運転を見合わせ、安全確認後に運転を開始する予定。また県によると、青森市の三内丸山遺跡で同日、開催を予定していた「ギネス世界記録に挑戦! 世界最大の考古学授業」などのイベントの中止も決まった。

東奥日報社

最終更新:9/17(日) 13:50
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