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衆院青森4区補選、新人3人各陣営決戦モード

9/17(日) 13:54配信

Web東奥

 衆院青森県4区補欠選挙(10月10日告示、22日投開票)に向け、各陣営は決戦モードを高めている。3連休初日の16日、出馬を予定する自民党の木村次郎氏(49)、民進党の山内崇氏(62)、幸福実現党の三国佑貴氏(32)の新人3人は、後援会づくりや街頭活動を展開するなど動きを活発化させた。

 木村氏は16日午前、弘前市で事務所開きを行い、夜には平川市碇ケ関地区と大鰐町を回り、相次いで自身の後援会設立決起大会に出席した。

 大鰐町総合福祉センターで行われた決起大会には、山田年伸町長や地元県議、町議ら約160人が集まった。木村氏は、兄・太郎氏の話や出馬決意に至った経緯に触れながら「選挙や政治の経験がなく、ゼロからのスタート。お力添えを賜りたい」と頭を下げた。

 陣営関係者によると、弘前市内の小学校学区単位、同市以外の4区内の自民党支部単位で存在していた40を超す太郎氏の地区後援会は、1日付で木村氏の後援会に切り替わった。

 12日の太郎氏をしのぶ「お別れの会」以降、活動を本格化させている木村氏。告示前までは1日2カ所ほどのペースで各地区を回り、4区を一巡する。17日に平川市平賀地区、18日には青森市浪岡地区の後援会設立決起大会に出席する。

 一方、山内氏は16日午前、弘前市の駅前りんご広場で、市民団体などが主催する憲法改正に反対する集会に参加。民進党県連代表代行で選対本部長の田名部匡代参院議員、共産党津軽地区委員会の高柳博明副委員長、社民党の加藤とし子弘前市議が顔をそろえる中、「安保法制を廃止する、立憲主義を守る、この旗の下に野党は結集しなければならない」と呼び掛けた。

 2014年の前回選挙で太郎氏に約4万票の大差で敗れた山内氏。祖父の代から津軽地方で強固な地盤を築く木村氏に組織力では及ばないため、野党共闘に活路を見いだしたい意向。

 連合青森の推薦を受ける山内氏は、街頭演説やあいさつ回りなど草の根活動を徹底。16日夕方、青森市浪岡地区の街頭で「野党が力を合わせ、木村王国と言われるこの地域で勝利できれば日本の政治は大きく変わるし、安倍政権にとって大打撃になる」と訴えた。17日は弘前市、18日は黒石市などで演説する。

 三国氏は16日、つじ立ちを繰り広げた。弘前市の弘前駅前では、北朝鮮の弾道ミサイル発射に触れ「Jアラートが鳴っても逃げる場所がない」と述べ、核シェルター整備や防衛費増額を訴えた。

東奥日報社

最終更新:9/17(日) 13:54
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