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F1シンガポールGPスタート直後の多重クラッシュは、全員”お咎めなし”との裁定が下る

9/18(月) 2:27配信

motorsport.com 日本版

 シンガポールGPのスタート直後、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、キミ・ライコネン(フェラーリ)が横並びとなった。その結果フェルスタッペンが2台のフェラーリに挟まれるような形となり、最終的に彼の左にいたライコネンと接触してしまった。

【写真】”通りすがり”で事故に巻き込まれてしまったアロンソ。これがなければ表彰台獲得も……

 ライコネンはスピンし、ベッテルと接触。その後フェルスタッペンと、”通りすがり”のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)にクラッシュしてしまった。フェルスタッペンとライコネンはそのままリタイア。アロンソはしばらく走り続けたものの、ダメージは大きくレースを諦めた。

 一方ベッテルはトップを維持したものの、こちらも大きなダメージを受けており、直後にスピンを喫しリタイアしてしまった。

 レース後のインタビューでは、ベッテルとライコネンはこのインシデントの責任が誰かにあるとは思っていなかったようだが、フェルスタッペンはベッテルが”あまり利口ではなかった”と主張している。

 しかしながらレース後の審議の結果、3人のドライバーの中で、”全体的、あるいは圧倒的にインシデントの原因となった”ドライバーはおらず、ペナルティを受けるドライバーはいないとFIAのスチュワードは発表した。

 FIAの声明は次のとおりだ。

「スチュワードは証拠映像を調査し、セバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネン、マックス・フェルスタッペン、そしてそれぞれのチーム代表から聞き取り調査を行った」

「カーナンバー7のドライバー(ライコネン)は、非常に良いスタートを見せ、カーナンバー33(フェルスタッペン)を左側から追い抜こうとした」

「同時に、カーナンバー5(ベッテル)はスタートが遅く、左側に動いた。それによりカーナンバー33とカーナンバー7が接触し、その結果としてカーナンバー5、そして最終的に次のコーナーでカーナンバー14(アロンソ)との接触に至った」

「スチュワードは、このインシデントについて全体的、あるいは圧倒的に責任があるドライバーはいないと判断し、これ以上のアクションは取らない」

Valentin Khorounzhiy