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「自転車を観光誘致の大きなツールに」 ONOMICHI U2にしまなみ海道、サイクリストが集う広島・尾道の魅力

9/20(水) 11:00配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 瀬戸内海を望む歴史と文化の街、広島県尾道市。多くの作家や文化人が愛し、映画でも「尾道三部作」などの名作を生んだ。中でも有名な千光寺の展望台には、300段、最大斜度は30度の急階段がある。そこであるスポーツイベントが行われた。

 そのイベントとは、全長1.3km、高低差約100mのコースを猛スピードのマウンテンバイクが駆け降りる「Red Bull Holy Ride」(レッドブルホーリーライド)だ。2010年に京都で初めて開催されてから今回で7度目。尾道では2016年に続き2度目の開催になる。

 「ホーリー」の名の通り、神社仏閣の参道や狭い一般道を舞台に、体をぶつけ合うように駆け降りる。転倒も当たり前の激しいスポーツだ。「楽しい。まあちょっと怖いですけど」と話すのは、前回大会のチャンピオン・永田隼也選手。レースに出場する理由を「なかなか新鮮だし、レッドブルさんがやっているレースっていうのも魅力的。いろんなお客さんが見に来てくれる。僕ら普段は山奥でレースしているので、こういうお寺でレースできるっていうのもすごく貴重」と語った。

 永田選手はスタートで出遅れてしまい、準決勝で敗退。優勝したのは前回大会準優勝の井出川直樹選手だ。決勝で、井出川選手はタイヤを滑らせ転倒し一時2位に落ちたが、前を走る選手との接触で再びトップに立つと、その後は安定した走りでゴールし優勝を飾った。井出川選手は「マジかーって感じ。ここでやるかっていう。気持ちが切れなかったところがまだよかったのかなと思う」と転倒時の気持ちを語りつつ、優勝を喜んだ。

 レッドブルホーリーライドは尾道では2度目の開催だが、この“激しいイベント”と“静かな尾道”という組み合わせは意外にも映る。尾道市の冨永嘉文副市長は「静かな街並みと激しいスポーツのギャップがいい。尾道の新たな魅力になった。尾道の観光誘致のツールとして自転車を非常に大きなものと考えている。そしてなんといっても尾道と四国の今治を結ぶ道路『しまなみ海道』を大々的にアピールしていきたい」と意気込む。

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最終更新:9/20(水) 11:34
AbemaTIMES

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