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若手漁師たちのアイデアあふれる居酒屋「宮城漁師酒場 魚谷屋」

9/20(水) 14:06配信

bouncy

「宮城漁師酒場 魚谷屋」

2016年、東京・中野にオープンした居酒屋「宮城漁師酒場 魚谷屋」。お客でいっぱいの活気溢れる店内でひと際人気を集める1人の男性は、店の名物スタッフ…ではなく、なんと漁師。この日店で提供されていたホタテやワカメは、目の前でお客と笑顔で接する現役の若手漁師、高橋直哉氏(36)が宮城県南三陸の海で水揚げしたばかりのものなのだ。

漁師に会える“ライブ感”が魅力

「宮城漁師酒場 魚谷屋」の魅力は、宮城県からの“漁師直送”にこだわった旬の食材。鮮度抜群の魚介類が、カウンター席に面した「ライブステージ」で、時には豪快に、時には繊細にさばかれていく。固定のメニューはなく、時期ごとにとれる旬の食材を最高の状態で提供。毎月変わるメニューを楽しめる。

この店を企画・運営するのは、2014年に東北の若手漁師によって結成された「FISHERMAN JAPAN(フィッシャーマンジャパン)」。東日本大震災で大きな被害を受けた三陸漁業の再生と活性化を目指し、“漁業をカッコよく”をコンセプトに誕生した熱き集団だ。

そのコンセプトのもと、「FISHERMAN JAPAN」は若手漁師の育成を目指した就業支援やシェアハウスを運営する「TRITON PROJECT」、漁師が直接がモーニングコールをしてくれる「FISHERMAN CALL」、さらに漁師のオリジナルグッズやファンクラブの運営など様々な活動を展開してきた。従来の漁師のイメージを覆すアクティブな活動は、テレビや雑誌などあらゆるメディアから注目を集めている。

「宮城漁師酒場 魚谷屋」には、そんな「FISHERMAN JAPAN」の漁師が月に一回ほど、魚介類の魅力を伝えに宮城からやって来る。ホタテ漁師、ワカメ漁師である高橋直哉氏は「FISHERMAN JAPAN」の中心メンバー。今回は高橋氏に話を聞くことができた。

海産物の本当の美味しさを伝えたい

最初に、高橋さんがとったホタテとワカメ、先ほどいただきましたが、とても美味しかったです!

高橋:ありがとうございます!特にホタテは、これからどんどん大きくなる時期で、今が一番甘みが強くて美味しいと思います。

それにしても、なぜ地元ではなく東京でお店を?

高橋:東京には色々なお店があって、食に関心が高い人が多い中、それでも海産物の“本当の美味しさ”を知っている人は少ないと感じたことがありました。

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最終更新:9/20(水) 18:31
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