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男子は女子より物理学が得意 理由はトイレで描くあの放物線 論文

2017/9/23(土) 12:00配信

The Telegraph

【記者:Camilla Turner】
 小さい頃からトイレで「放物線」を描くことを学ぶ男子は、女子よりも物理学が得意──そんな説を唱える論文が発表された。男子は幼少期からトイレを汚さないよう正確に狙いをつける方法を教え込まれており、そのことが「放物運動」のより良い理解につながっているという。

 英国の教員向け雑誌タイムズ・エデュケーショナル・サプリメント(TES)に論文を掲載したのは、アバーテイ大学(Abertay University)のアナ・ウィルソン(Anna Wilson)氏、およびニューサウスウェールズ大学キャンベラ校(University of New South Wales Canberra)のケイト・ウィルソン(Kate Wilson)氏とデービッド・ロー(David Low)氏の3人。

 同3人の研究チームは、「どのくらい高く放尿できるかといった試みから、ピーボール(男性用便器に置かれた分解性のボールを放尿によっていかに速く壊すかを競う)などのゲームに至るまで、楽しみながらの放尿は、物理という観点でみると、女子よりも男子に優位性を与えている可能性がある」としている。

 ウィルソン氏らは、物理のテストの成績に性別による相違があるかどうかを調査。その結果、女子は一般的に男子よりも成績が悪かったが、特定の分野でより大きな差がみられ、「特に、投げたり蹴ったり発射したりすることによって生じる放物運動に関する問題では、男女の成績に最も大きな差がみられた」という。

 物理のカリキュラムでは、力やエネルギー、運動量といったより複雑な力学概念の出発点として放物運動が使用されることが多いため、今回の発見は大きな意味を持つと研究チームは主張している。

 さらに、女子に放物運動を学ぶ機会を与える際に男子のような簡単な方法はないと結論付け、その代わりに物理の学習要綱の根本を見直して放物運動を起点としないようにしてはどうかと提案。「物理学の要となる、エネルギー保存といったテーマから始めてもよいかもしれない」としている。【翻訳編集】AFPBB News

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最終更新:2017/9/23(土) 12:00
The Telegraph

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